Khronos Group News Archives

Vulkan SDK、ツール、ドライバーのレイトレーシングへの準備が整う

オレゴン州ビーバートン- 2020年12月15日午前6時 太平洋標準時 - 業界をリードする企業によって構成されるオープンコンソーシアムで、高機能で相互運用が可能な標準規格を作成する Khronos® Group は、本日、LunarGがVulkanソフトウェア開発キット(SDK)バージョン1.2.162.0をリリースました。このリリースでは検証レイヤーやアップグレードされたGLSL、HLSL、SPIR-Vシェーダーツールチェーンの統合など、新しいVulkanのレイトレーシングエクステンションに完全に対応しています。KhronosのオープンソースであるVulkan SamplesとVulkan Guideは、レイトレーシングのテクニックを説明するために更新されています。また、ついに、AMDとNVIDIAの両方から製品版のドライバーが出荷される為、開発者の方々はVulkanのレイトレーシングをお使いのアプリケーションに簡単に組み込むことができるようになりました。 詳しく

KhronosがglTF PBR 3Dマテリアル向けの新しい機能を相次いでリリース

オレゴン州ビーバートン- 2020年12月3日 - 業界をリードする企業によって構成されるオープンコンソーシアムで、高機能で相互運用が可能な標準規格を作成する Khronos® Groupは、本日、glTF™向けの物理ベースレンダリング(PBR)のマテリアルに使える一連のエクステンションのリリースを発表しました。glTFは、業界において「3DのJPEG」として知られており、3Dシーンとモデルを普及させ、効率的に送信したり読み込んだりする為のKhronosによるロイヤリティフリーのフォーマットです。PBRを使用すると、開発者とアーティストは、3Dアセット内のマテリアルに設定された実世界の物理的プロパティに対応するレンダリングパラメータを通じて写真のようにリアルな表現を実現することができます。クリアコート、トランスミッション(透過)、Sheen(光沢)用に作られたこれらの新しいエクステンションは、glTF 2.0の既存のPBR機能に基づいて構築されており、今後追加される拡張機能とともに、glTFを使ったエコシステム向けに強力で相互運用可能な物理ベースのマテリアルモデルを作り上げていきます。 詳しく