クロノス・グループ、SYCL 1.2.1を発表

機械学習、TensorFlowアクセラレーション、C ++ 17アライメントのサポートを強化

世界有数のハードウェアおよびソフトウェア企業からなるオープン・コンソーシアムのKhronos™ Group(以下、クロノス)は、SYCL™1.2.1仕様を承認し、公開したと発表しました。 OpenCL™対応SYCLは、標準的な最新C ++を使用して、ヘテロジニアスなプロセッサ用コードを「シングルソース」スタイルで記述可能とします。マルチベンダー対応のSYCL 1.2.1は、どなたでも無償で使用できます。SYCLオープンソース・コンフォーマンス・テストおよびアドプター・プログラムに関する詳細は、www.khronos.org/syclをご参照ください。

OpenCL 1.2に基づくSYCL 1.2.1は、クロノスの会員企業が2年半にわたって取り組んだ、重要な更新作業です。新しい仕様には、3つの個別の実装から得られた重要な経験と、TensorFlowなどの機械学習フレームワークの開発者からのフィードバックが組み込まれています。これは、元のCUDAアクセラレータ・バックエンドと同時にSYCLをサポートします。

クロノスで、SYCLワーキング・グループのチェアを務めるMichael Wong氏は次のように述べています。「これはSYCLの重要なバージョンアップです。機械学習をサポートし、現代のC ++に対応する意思と一致する拡張されたエコシステムを備えています。 SYCLは、ヘテロジニアスなサポートに向けてC ++の推進を引き続き支援しています。私たちは、機械学習と安全クリティカルサポートを重視し、将来のISO C ++との継続的な連携を重視する、SYCLロードマップを迅速に進めることを目的としています」

SYCLシングル・ソース・プログラミングは、アプリケーションのホストコードとカーネルコードを同じソースファイルに、型安全な方法で、クロスプラットフォームの非同期タスク・グラフの単純さで含めることができます。 SYCLには、テンプレートと汎用のラムダ関数が含まれており、より高度なアプリケーションソフトウェアを幅広い範囲において、OpenCL 1.2で最適化されたカーネルコードでコーディングすることができます。開発者は、OpenCL CまたはC ++よりも高いレベルでプログラムを作成できますが、OpenCL、C / C ++ライブラリ、OpenCV™やOpenMP™などのフレームワークとのシームレスな統合により、常に低レベルのコードにアクセスできます。

SYCLは、最新C ++用の極めて汎用的なドメイン固有の埋め込み言語(DSEL)ですが、OpenCLインプリメンテーションとの独自の相互運用性により、開発者は既存のOpenCL C / C ++やビルトイン・カーネルで簡単にプログラムすることができます。 SYCLは、Khronos cl2.hpp C ++ラッパーを置き換えて、非同期タスク・グラフなどのSYCLの概念を有効にし、プログラマーが面倒なホスト・デバイス転送コード作成作業を軽減することができます。さらに、SYCLは、単純なエラー処理と、ホストとデバイス間の効率的な計算と通信のオーバーラップを提供します。

OpenCLとの相互運用性だけでなく、SYCLはOpenGL®、Vulkan®、OpenVX™、DirectXをはじめ、企業各社のAPIとも、メモリコピーのオーバーヘッドなしで相互運用可能です。 SYCL 1.2.1は、様々なハードウェアベンダーのOpenCL 1.2インプリメンテーションで、さまざまな既存のC ++コンパイラやレイヤーと連携して動作するように実装できます。 SYCLは、Khronos SPIR™1.2ポータブル・バイナリ・フォーマットをベースにしており、OpenCL 2.2、SPIR-V™、Vulkanなど、将来のOpenCL機能を長期的にサポートする目的で、Khronos OpenCLおよびSPIRワーキング・グループによる継続的な作業を活用しています。

SYCL 1.2.1はC ++ 11の機能をベースにしており、C ++ 14とC ++ 17を追加サポートしているため、ISO C ++ 17の並列STLプログラムをOpenCLデバイスで高速化できます。この取り組みをサポートするために、Khronosは、OpenCLデバイス上で動作するSYCL上でParallel STLをサポートする、オープンソースプロジェクトを支援しています。このプロジェクトは、https://github.com/KhronosGroup/SyclParallelSTLで行われています。SYCLは、単一ソースの最新のC ++の能力をOpenCLとSPIRの世界に提供しますが、KhronosのVulkan、OpenVX、NNEF、ISO C ++(SG1、SG6、SG12、SG14)などの他の標準とのコンバージェンスも準備します。

SYCL.techは、SYCLの方向性と開発に関するコミュニティのフィードバックをより多く提供し、開発におけるプロジェクトの共有を可能にし、標準の進捗状況を更新するためのWebフォーラムです。 SYCLエコシステムは、今年ComputeCPPTriSYCLを含む複数の実装により、2017年はまず増すその影響力を高めています。

SYCL 1.2.1に対する業界サポート

ザイリンクスのプリンシパルソフトウェアエンジニアで、SYCL仕様のエディタをはじめ、SO C ++委員のメンバー、オープンソースのSYCL実装であるtriSYCLのテクニカルリーダーを務めるRonan Keryell氏は、次のように述べています。「SYCLは、ヘテロジニアスなコンピューティングを採用する新しいシステムレベルの方法を、組み込み世界にもたらします。 MPSoCチップは、CPU、GPU、FPGA、特定のアクセラレータを同じチップ上に搭載した、大規模な複雑なシステムであり、ソフトウェアエンジニアを真の課題としています。 SYCLを使用すると、単一ソースのC ++ 17プログラミングが、ホストとアクセラレータの両方の世界を統一し、プログラミングをよりスムーズかつより一般的なものにすることができます。これにより、既存のテンプレート化されたC ++ライブラリとフレームワーク(Eigen、TensorFlow)の移植可能な展開が可能です」 

SYCLを実装したComputeCppの開発者で、CodeplayのCEOを務めるAndrew Richards氏は、次のように述べています。「SYCL仕様の公開以降、特に機械学習ではSYCLの使用が多く見られましたが、C ++ 17とParallel STLのリリースでISO C ++の開発がさらに進んでいます。 SYCLを、このようなすべての経験で更新できることは素晴らしいことです。これにより、C ++開発者は、GPU、FPGA、およびさまざまな新しい機械学習アクセラレータをより簡単に使用できるようになります。 SYCLと標準C ++をサポートしています」

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®, OpenGL®, OpenGL® ES, OpenGL® SC, WebGL™, SPIR-V™, OpenCL™, SYCL™, OpenVX™, NNEF™, COLLADA™, OpenXR™, glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、OpenVX アドプター・プログラム最新版を発表

2017年11月21日(米国時間)、世界有数のハードウェアおよびソフトウェア企業からなるオープン・コンソーシアムのKhronos™ Group(以下、クロノス)は、コンピュータ・ビジョン・アプリケーションおよびライブラリの高速化に対応する、オープンでクロス・プラットフォームなロイヤリティ・フリーのOpenVX™向けのアドプター・プログラム最新版を発表しました。新アドプター・プログラムには、OpenVX 1.2の最新のアイタレーションに関する適合性(コンフォーマンス)テストが含まれています。

Cadence Design Systemsの設計エンジニアリング・アーキテクトで、クロノスOpenVXワーキング・グループのチェアを務める、フランク・ブリル(Frank Brill)氏は、次のようにコメントしています。 「今回のOpenVX アドプター・プログラムは、コンピュータ・ビジョン・アプリケーションが増え続ける中、新しいニューラル・ネットワークやインポート/エクスポートの拡張機能を含む、OpenVX 1.2の拡張機能をテストしたいデベロッパにとって貴重なリソースとなるでしょう。OpenVX アドプター・プログラムとワーキング・グループが開発した適合性テストの強化により、2018年に最初のOpenVX 1.2準拠の実装が可能になると期待しています。」

最新のOpenVX アドプター・プログラムには、適合性テストの新バージョンと、それらのテストを実行してワーキング・グループ・レビューの結果を提出するプロセスが含まれます。これらのテストに合格すると、アダプターはOpenVXに準拠した製品に認証ラベルを使用でき、実装に関連してロイヤリティを払うことなくOpenVXの名前とロゴのライセンス使用が可能です。これによって、KhronosのIPフレームワークの保護と、クロノスのマーケティング活動の恩恵を受けることができます。クロノスのアドプター・プログラムの詳細は、こちらをご参照ください。

クロノスで代表を務めるニール・トレベット(Neil Trevett)は、次のようにコメントしています。「クロノスの適合性テストは、クロノス標準の完全性を保護するうえで非常に重要であり、Vulkan®、OpenGL®、OpenGL® ESなど、数多くの公開されたAPIとベンダー間の一貫性を保証しています。OpenVXの新アドプター・プログラムと適合性テストは、この重要な標準がさまざまなプラットフォームで一貫して採用され続けていることを保証する上で重要な役割を果たし、これによって移植可能な高度なビジョン・アプリケーションを業界全体に展開することができます。」

クロノスとOpenVXワーキング・グループは、OpenVX 1.2適合性テストの開発に関して、MulticoreWareと契約を締結しています。

OpenVX 1.2について

OpenVXは、ビジョン・アプリケーションをあらゆるシリコン・アクセラレーション・アーキテクチャ上で効率的に動作するように最適化できる、接続された操作のグラフとして表現することを可能にします。 2017年5月に発表されたOpenVX 1.2は、顔・体・ジェスチャのトラッキングや高度な映像監視、自動運転支援システム、目視検査、ロボティクス等のコンピュータ・ビジョン・アプリケーションなど、幅広い視覚アプリケーションに役立つグラフ並びにオペレータの機能を拡張しています。

特に、デベロッパはOpenVX 1.2の新しい機能検出と分類操作を利用して、オブジェクトの検出と認識を改善し、ノードの条件付き実行の拡張や、OpenVXグラフ内の式の拡張と柔軟性を強化することができます。 OpenVX 1.2は、グラフノードを使用してテンソル・オブジェクトによって接続された、さまざまなタイプの一般的なネットワークレイヤを表現することにより、ニューラルネット・ワーク・ベースの推論の低電力化を可能にするニューラル・ネットワーク拡張など、その他の重要な新機能を提供します。

OpenVXの仕様とアドプター・プログラムの詳細は、www.khronos.org/openvx をご参照ください。

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®, OpenGL®, OpenGL® ES, OpenGL® SC, WebGL™, SPIR-V™, OpenCL™, SYCL™, OpenVX™, NNEF™, COLLADA™, OpenXR™, glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス、オープンなスタンダード策定作業に、業界から幅広く参画可能な、新会員資格を発表

小規模な企業向け賛助会員資格を改訂し、新たに非営利団体向け会員資格を追加

2017年8月30日(米国時間) – オレゴン州ビーバートン— 業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、会員資格の改訂を発表しました。クロノスの役員会は、新たに非営利団体向け会員資格の設立と、賛助会員資格の改訂を承認しました。これは、より小規模な企業の参画を容易にし、クロノス・グループに関わるあらゆる産業分野の企業や非営利団体が、幅広く参画可能とするものです。

クロノスで代表を務める、ニール・トレベットは次のコメントを発表しています。「会員企業はクロノスにとって、産業による、産業のためのシリコン・アクセラレーション標準を策定するという、私たちのミッションを支える重要な要素です。今回、中小規模の企業参加を容易にすると共に、非営利団体向けの新参加資格を発表でき、大変うれしく思います。これによって、業界の優れたアイディアや革新的な企業が、今まで以上にクロノスに加わることが可能となります。クロノスの会員企業は、自身の事業にとって重要な業界標準仕様の定義や策定作業に参画することができるのです。」

クロノスのワーキング・グループは、デスクトップから組み込み、セーフティ・クリティカルな機器に至る、さまざまなプラットフォーム上のグラフィックス、並列コンピューティング、ビジョン及びニューラル・ネットワーク処理に使用する、オープンでクロス・プラットフォームな標準仕様の策定を行なっています。 Vulkan® , OpenGL®, OpenGL® ES, WebGL™, glTF™, OpenCL™, OpenVX™をはじめとする、クロノスが策定した多くの業界標準は、現在幅広く使用されています。クロノスの会員資格は、ワーキング・グループ活動への関与をはじめ、ドラフト仕様へのアーリー・アクセス、仕様準拠製品の各種プロモーションならびに、会員企業同士や業界におけるネットワーク構築といった恩恵をご提供します。

賛助会員(アソシエイト・メンバー)の新資格は、従業員100名までの企業に、会費負担の低減をもたらします。新資格は、年会費を3,500米ドルとし、100名までの従業員ひとりあたり年会費175米ドルの合計としました。これによって、企業規模に応じた柔軟な会費で会員になることができます。また、非営利団体向け会員資格は、年会費7,500ドルとしました。

賛助及び非営利団体向け資格は、アカデミック会員資格と同様に、ワーキング・グループへの参加を可能としますが、仕様策定に関する投票権を有しません。他の会員資格の年会費に変更はなく、プロモーターは75,000米ドル、コントリビュータは1,8000米ドル、アカデミックは1,000米ドルとなっています。コントリビュータ会員は、ワーキング・グループの仕様策定に関する投票権を有します。

クロノス会員資格の詳細並びに恩恵については、こちらをご参照ください(www.khronos.org/members/)。

現在のクロノス会員企業一覧はこちらをご参照ください(www.khronos.org/members/list)。

クロノスに関する詳細情報は、Khronos.orgをご参照ください。

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、SPIR-V機能を搭載した「OpenGL® 4.6」を発表

今年で25周年を迎えるOpenGLは、バージョン4.6のコア仕様に11のARB/EXT拡張を追加

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、SIGGRAPH 2017にて「OpenGL®4.6」を発表しました。 OpenGL 4.6は、クロノスの会員企業であるAMD、Intel、NVIDIAによって作成されたARBおよびEXT拡張機能を、SPIR-V™シェーダを取り込む機能を含むコアに統合しています。SPIR-Vは、クロノスが仕様策定した並列計算およびグラフィックスの中間言語であり、コンテンツ制作者はシェーダのオーサリングおよび管理パイプラインを簡素化し、ソース・シェーディング言語の柔軟性を大幅に高めることができます。OpenGL 4.6では、コア仕様にSPIR-Vシェーダを取り込むためのサポートが追加されており、SPIR-VシェーダがOpenGL実装で広くサポートされることが保証されています。

クロノスは、OpenGL 4.6をhttps://khronos.org/registry/OpenGL/index_gl.phpで公開しています。GLSLからSPIR-VまでのコンパイラglslangはGLSL 4.60で更新され、https://github.com/KhronosGroup/glslangで入手可能です。また、クロノスに詳細については、www.khronos.orgをご覧ください。

OpenGL 4.6の主な新機能

OpenGL 4.6には、次のARB拡張機能がOpenGLのコア仕様に追加されています。

  • Open GLのSPIR-Vサポートを標準化する、GL_ARB_gl_spirv及びGL_ARB_spirv_extensions
  • ジオメトリ・バッチ・レンダリングに関連するCPUオーバーヘッドを削減、GL_ARB_indirect_parameters及びGL_ARB_shader_draw_parameters
  • Direct3Dで利用可能な機能へのOpenGLサポートを標準化する、GL_ARB_pipeline_statistics_query及びGL_ARB_transform_feedback_overflow_query
  • テクスチャ・シーンのビジュアル品質を改善するために、以前にIPに妨げられた機能をOpenGLにもたらす、GL_EXT_texture_filter_anisotropicに基づいたGL_ART_texture_filter_anisotropic
  • レンダリング・シャドーに関係がある、「ライトリーク」と呼ばれる共通のビジュアル・アーティファクトを抑制する、GL_EXT_polygon_offset_clampに基づいたGL_ARB_polygon_offset_clamp
  • 機能とパフォーマンス向上のために、すべてのデスクトップベンダーがサポートするシェーダ組み込み関数を追加する、GL_ARB_shader_atomic_counter_ops及びGL_ARB_shader_group_vote
  • エラーが生成されないように、アプリケーションでエラーフリー操作であることをアプリケーションに示すことで、ドライバのオーバーヘッドを削減する、GL_KHR_no_error

OpenGL 4.6の主な新拡張機能

OpenGL 4.6に追加された上記の新機能に加えて、次の新機能が拡張されました。

  • 複数のシェーダのコンパイル・スレッドを起動し、シェーダのコンパイル・スループットを向上できる、GL_KHR_parallel_shader_compile
  • GL_KHR_no_error拡張をサポートするWGLまたはGLXで作成されるエラーコンテキストを認めない、WGL_ARB_create_context_no_error及びGXL_ARB_create_context_no_error

クロノスで、OpenGLワーキング・グループのチェアを務めるPiers Daniellは、こうコメントしています。「今までにない最も機能豊かなバージョンとなったOpenGL 4.6の公開を誇りに思います。私たちは、最も一般的で広くサポートされている拡張機能を新しいコア仕様にまとめ、OpenGLデベロッパーとエンドユーザー向けにベースライン機能を強化しました。たとえば、テクスチャの異方性フィルタリングと、ポリゴンのオフセット・クランピングをコア仕様に取り入れて、広範な実装と使用を可能にする以前の知的財産の障害の解決が含まれます。また、OpenGLワーキング・グループは、市場のニーズに応え続け、GPUベンダーと協力して、OpenGLをあらゆる重要な業界のすべての顧客およびユーザーにとって、実行可能で進化し続けるグラフィックスAPIとしての地位を確かなものにします」

洗練されたグラフィックス・アプリケーションは、VulkanとDirect3Dとの相互運用性を実現するために、OpenGLとOpenGL ESの両方で新たに公開された、拡張機能の恩恵を受けることが可能です。これらの拡張子は次のとおりで、https://khronos.org/registry/OpenGL/index_gl.phpで公開されています。

  • GL_EXT_memory_object
  • GL_EXT_memory_object_fd
  • GL_EXT_memory_object_win32
  • GL_EXT_semaphore
  • GL_EXT_semaphore_fd
  • GL_EXT_semaphore_win32
  • GL_EXT_win32_keyed_mutex

OpenGL 4.6に対する業界のコメント

NVIDIA、プロフェッショナル・グラフィックス担当バイス・プレジデントBob Pette氏

「OpenGL 4.6では、当社のフルレンジのOpenGL 4.x対応GPUで利用可能な一連のコア機能が強化されています。これらの機能は、レンダリングの品質、パフォーマンス、機能性を向上させます。グラフィックス業界で最も人気のあるAPIとして、OpenGLを完全にサポートしており、新しいOpenGL仕様の開発と顧客向けの拡張についてクロノス・グループと密接に協力していきます。 IpenGL 4.6公開に合わせてNVIDIAは本日、OpenGL 4.6ドライバのベータ版をhttps://developer.nvidia.com/opengl-driverで公開しました。デベロッパーはこれらの新機能をすぐに使用することが可能です」

Red Hat、シニア・プリンシパル・エンジニアDavid Airlie氏

「OpenGL 4.6は、Mesaプロジェクト準拠のコンフォーマントなオープンソース実装が、公開後の適切な期間を費やして成果を上げることができる、最初のOpenGLとなりました。OpenGLのコンフォーマンス・テストのオープンソースと、クロノスならびにX.orgとの間の継続的な作業により、非ベンダー主導型のオープンソース実装が近い将来、その適合性を達成できるようになるでしょう」

OpenGLについて

OpenGL®は、業界で最も広く採用されている2Dおよび3DグラフィックスAPIであり、数多くのアプリケーションを幅広いコンピュータ・プラットフォームに提供します。ウィンドウ・システムとオペレーティング・システムから独立しているほか、ネットワーク・トランスペアレントでもあります。 OpenGLは、CAD、コンテンツ作成、エネルギー、エンターテイメント、ゲーム開発、製造、医療、バーチャル・リアリティなどの市場において、PC、ワークステーション、スーパー・コンピュータ・ハードウェア用ソフトウェアのデベロッパーが、高性能かつ視覚的に魅力的なグラフィックス・ソフトウェア・アプリケーションの制作を可能とします。 OpenGLは、最新のグラフィックス・ハードウェアの機能を包括的に解き放ちます。

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、SIGGRAPH 2017

2017年7月20日

プレスリリース

プライベート・カンファレンス「Khronos BOF BLITZ」開催はじめ、会員企業各社がクロノスAPI関連技術及び搭載製品デモを紹介

業界を代表する、ハードウェア/ソフトウェア企業から構成されるオープン・コンソーシアムのクロノス・グループ(以下: クロノス)は、ACM(米コンピュータ学会)分科会が主催する国際会議・展示会「SIGGRAPH 2017」(会期: 2017年7月30日~8月3日、会場: ロサンゼルス・コンベンション・センター)に参加します。

会期中、クロノスは8月2日(木)にプライベート・カンファレンス「クロノスBOF BLITZ」を開催し、各APIの最新情報のご紹介を行います(参加無料、事前登録不要)。また、SIGGRAPH公式プログラムとして、クロノスAPIに関連する発表が(コース、ペーパーなど)行われるほか、会員企業各社の出展ブースでは、クロノスAPI採用製品並びに技術デモが紹介される予定です。クロノスが参加・主催するイベント情報詳細は、クロノスWebサイトをご参照ください(https://www.khronos.org/news/events/2017-siggraph)。

クロノス・グループ主催「クロノスBOF BLITZ」開催概要

日時: 2017年8月2日(水)

  • カンファレンス: 9:00~17:30
  • レセプション:    17:30~20:00

会場: JWマリオット LA Live「Platinum Ballroom F-J」

  • プログラム(予定)
  • 9:00~10:15 – OpenVX, NNEF, OpenCL and SYCL
  • 10:30~11:00 – COLLADA
  • 11:00~12:00 – glTF
  • 13:00~14:00 – WebGL
  • 14:30~15:30 – OpenXR
  • 16:00~17:30 – Vulkan, OpenGL & OpenGL ES
  • 17:30~20:00 – レセプション(参加無料、事前登録不要)

機器展示: クロノス会員企業出展情報(710日現在)

AMD(小間番号: 301)、Google(543)、Intel(807)、MAXON(701)、Microsoft(923)、NVIDIA(403)、The QT(849)、QUALCOMM(443)、Umbra Software(1133)、Unity Technologies(417)

クロノスAPIが紹介されるBOF、コース、ペーパー(詳細は公式サイトをご参照ください)

http://s2017.siggraph.org/birds-feather 

http://s2017.siggraph.org/courses

http://s2017.siggraph.org/posters 

Khronos Groupについて

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®, OpenGL®, OpenGL® ES, OpenGL® SC, WebGL™, SPIR-V™, OpenCL™, SYCL™, OpenVX™, NNEF™, COLLADA™, glTF™.があります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org、日本語http://jp.khronos.org/)。

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Vulkan is a registered trademark and Khronos, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、「glTF 2.0」を発表

プラットフォームから独立した物理ベース・レンダリングに対応する、ランタイム3Dアセット・デリバリー・フォーマットを拡張

世界有数のハードウェアおよびソフトウェア企業からなるオープンコンソーシアムのKhronos™ Group(以下、クロノス)は、Web3D 2017カンファレンスにおいて、GitHub上で評価可能な暫定仕様に対する、業界デベロッパからのフェードバックを反映させた、即時利用可能なglTF 2.0仕様を発表しました。

今回発表されたglTF 2.0は、glTF 1.0の仕様を大幅にアップグレードしたものです。glTF 1.0は、ランタイム環境に依存しないリアルタイム3Dアセット配布の標準フォーマットであり、フルシーン描画を少ない通信量と短いロード時間で実行できます。glTF 1.0ユーザーのデベロッパー・コミュニティから多数寄せられた機能性に関する要望に応え、glTF 2.0 にはポータブルかつ一貫性のあるマテリアル描画が可能な物理ベース・レンダリング(PBR)を追加しました。glTF 1.0では、マテリアルはGL/SLシェーダーで定義していましたが、WebGLとの親和性は高いものの、glTFモデルのDirect3DやMetal対応アプリケーションへのインポートが問題でした。PBRを使うことで、視覚に訴えるglTF 2.0モデルを常時任意のレンダリング用APIにポーティングできます。PBRマテリアルは、任意のレンダリング用API向けシェーダー生成が可能な少数の簡潔なパラメータで定義されます。glTF 2.0は、実装も簡単でパワフルな高品質マテリアルの提供が可能なPBRモデルを定義できるだけでなく、各種のプラットフォームやデバイスクラスの機能性に合わせられるスケーラビリティを備えています。

クロノスの代表でgITFワーキング・グループのチェアを兼務するニール・トレベットは、次のように述べています。「業界におけるツールやプレーヤー、アプリケーションでの採用の増大により、glTFの勢いは今なお拡大しています。クロノスでは今年2月にデベロッパープレビュー版のglTF 2.0を公開し、それに対するフィードバックを募集しました。それ以降、最終仕様リリースの準備に大いに役立つ多数の意見がコミュニティから寄せられました。今後は、テクスチャやジオメトリの高性能圧縮の拡張機能等、glTFの機能拡張に対する業界からの継続的参加を期待しています。glTF 2.0が、あらゆるアプリケーション領域において業界のPBRマテリアルへのシフトに貢献すると確信しています」

PBR material model in glTF 2.0
PBR material model in glTF 2.0

BabylonJS、three.js、Cesium、Sketchfab、xeogl、instant3Dhub等の3Dエンジン開発者の多くは、性能、ポータビリティ、クオリティ面のメリットを活かすべく、glTF 2.0への移行を始めています。 glTF 2.0に対しては、Adobe、Google、Marmoset、Microsoft、NVIDIA、Oculus、UX3Dをはじめ、ペンシルバニア大学やローマ・ラ・サピエンツァ大学等、数多くの企業・団体が支持を表明しています。クロノスのglTFワーキング・グループ並びにデベロッパー・コミュニティが一丸となり、ツールやサンプルコードのエコシステムを構築しました。PBRマテリアル、スキン、モーフ・ターゲットを使ったシンプルなボックスから複雑なモデルに至るまで、エンジン開発者によるglTF 2.0の実装に役立つものばかりが揃っています。また、エクスポーター開発者によるglTF 2.0モデル生成の検証や、エンジン開発者が使うglTF 2.0モデルの検証を行なえる、バリデーションツールも用意されています。

Animated glTF 2.0 model with morph targets
Animated glTF 2.0 model with morph targets

glTF 2.0の新仕様は、https://github.com/KhronosGroup/glTFにて公開しています。

glTF 2.0について

PBRマテリアル対応等も含め、glTF 2.0は陳腐化を避ける安定したベースとなるアセット・フォーマットであり、多くのグラフィックスAPIに向けた実用的なランタイム実装を支援します。一貫性やAPIに対する中立性、性能面での向上のためのアップデートが含まれ、業界によるPBRマテリアルへの移行を可能にします。

gITFに対する業界サポート

Cesium社プリンシパル・グラフィックス・アーキテクト、Patrick Cozzi氏: 「glTF 2.0は、APIに中立のPBRマテリアルおよびモーフ・ターゲットに向けた標準化へと業界を動かし、それと同時にgITFが元来目標としてきた『効率的実装が簡単に行えるシンプルなフォーマット』という約束も守っています」

フラウンホーファー協会IGD部門、InstantUVプロジェクト統括のMax Limper氏: 「glTF 2.0が可能にした表出型、ポータブル、PBR型のマテリアルのおかげで、最適化されたアセットを当協会のInstantUVソフトウェアからあらゆるレンダリング環境にエクスポートできるようになりました。」

MicrosoftWindows Experiences Group、パートナー・ソフトウェア・エンジニアのForest Gouin氏: 「glTF 2.0は、3Dのデモクラタイズという次世代クリエイティビティの解放基盤に向けた、重要なマイルストーンです。glTF 2.0の持つオープン性、インターオペラビリティ、クロスプラットフォーム性は、Microsoftが掲げる『3D for Everyone』や『Windows Mixed Reality』の取り組みにおける重要基本要素のひとつであり、3DおよびMR(複合現実感)の作成、共有、使用に関するまったく新たな方法の実現に役立つと考えます。」

Unity TechnologiesVRAR戦略部門統括でありgITF仕様の共同編集者、Tony Parisi氏: 「glTFは2D画像におけるJPEGや動画用のMPEGと同じ様に、3Dグラフィックスのアセット配布に向けた汎用フォーマットです。glTF 2.0はグラフィックスAPIやOSにはまったく依存せず、アプリケーション間やデスクトップ間、ウェブ上やモバイル端末上、VRやARにおいて、3Dグラフィックスを共有するうえでの無限の可能性を切り開くものです。」

UX3D社共同創設者、Norbert Nopper氏: 「glTF 2.0は、標準化された3Dアセットが必要とされ、当社がお客様にそのためのソリューションを提供する際に、これしかないといえるフォーマットです。」

クロノスに関する詳細情報は、khronos.orgをご参照ください。

Khronos Groupについて

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan, OpenGL®, OpenGL® ES, WebGL™, OpenCL™, SPIR™, SPIR-V™, SYCL™, WebCL™, OpenVX™, EGL™, COLLADA™, glTF™があります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ OpenCL™ 2.2およびSPIR-V 1.2を同時発表

OpenCLの完全仕様およびコンフォーマンス・テストをオープン・ソースに置いたOpenCL™ 2.2最終版公開に向け、市場のフィードバックを反映

世界有数のハードウェアおよびソフトウェア企業からなるオープンコンソーシアムのKhronos™ Group(以下、クロノス)は、仕様レビュー期間中にデベロッパーからの意見を取り入れた、即時利用可能な「OpenCL™ 2.2」を発表しました。クロノスとしては初めて、完成版としての仕様公開のみならずOpenCL™ 2.2の仕様及びコンフォーマンス・テストの完全版ソース・コードを、コミュニティの関与を深めるためにGitHubにて公開しました。OpenCL™ 1.2/2.0/2.1のコンフォーマンス・テストもGitHub上で公開され、クロノスは今後も同様のオープン・ソース公開を進めます。 

OpenCL™ 2.2には、デベロッパーからの要望が最も高かった、並列プログラミングの生産性を大幅に高めるための、OpenCL C++言語による新規カーネルが組み込まれています。また、クロノスはOpenCL™ 2.2公開と同時に、OpenCL C++カーネル言語をクロノスが定義した中間言語に完全対応させる、SPIR-V 1.2も公開しました。OpenCL™ 2.2の完成により、SYCL 2.2に対する補完も強化され、OpenCL™ 2.2をシングルソースのC++プログラミング活用に用いることができます。

クロノスの代表で、OpenCLワーキング・グループのチェアを兼任するNeil Trevettは、次のように述べています。「OpenCL 2.2の完成により、クロノスはC++をOpenCL規格の第1級言語とする約束を果たしました。これにより、OpenCLのワーキング・グループは引き続きSYCLに取り組み、シングルソースのC++並列プログラミングの力をISO C++規格に収束させ、組込み系コンピュータ・ビジョン及び推論機能等、さらなるOpenCLの新規市場や市場機会の開拓に取り組むことができます。また、クロノスのVulkan APIへの収束や活用にも取り組んでおり、高度なグラフィックスと演算処理を単独のAPIに統合する動きも進んでいます。」

クロノスは、トロント大学Fields Institute(カナダ、トロント)の後援で開催されたIWOCL 2017 Conferenceにおいて、これらの新機能を発表しました。このカンファレンスでは、チュートリアル4編、19種のテクニカル・セッション、クロノスによるパネル・ディスカッション、ポスター展示、デモ展示、夕食会、交流イベント等が参加者に提供されました。IWOCLには、クロノスおよびクロノス会員の各企業が主要協賛社となっています。OpenCL™ 2.2およびSPIR-V 1.2の新規仕様は、www.khronos.orgにて公開しています。

OpenCL™ 2.2について

OpenCL™ 2.2では、OpenCL C++カーネル言語をC++14標準規格の静的サブセットとして定義しています。OpenCL C++には、クラス、テンプレート、ラムダ式表現、関数多重定義等、数々のコンストラクタが含まれており、ジェネリックプログラミングおよびメタプログラミングを使った並列プログラミングの生産性を高めています。

OpenCL™ライブラリー関数もC++言語の利点を活用することができるようになり、アトミック、イテレータ、画像、サンプラー、パイプ、デバイス・キューの組込み型とアドレス空間等の機能を使えるほか、安全性の向上と未定義動作の削減も同時に実現しています。

パイプ・ストレージはOpenCL™ 2.2で採用されたデバイスサイドの型で、コンパイル時に接続のサイズと型を既知とすることでカーネル間の効率的なデバイス・スコープ通信が可能となり、FPGAの実装に有用です。 

また、OpenCL™ 2.2には生成コードの最適化を向上させる機能も含まれています。 特化定数の値を、SPIR-Vコンパイル時にアプリケーション側から指定、 新規のクエリーによってプログラム・スコープ・グローバル・オブジェクトの非自明なコンストラクタおよびデストラクタを検知、ユーザー・コールバックのプログラム・リリース時での設定等が可能です。

SPIR-V 1.2について

SPIR-V(Standard Portable Intermediate Representation)は、並列演算とグラフィックスのネイティブ表現用クロスAPI中間言語として、はじめてのオープン規格です。SPIR-V 1.2では、OpenCL C++カーネル言語の対応に加え、ワークグループ・サイズ等の、OpenCL™ 2.2の主要チューニング・パラメータの実行カスタマイズへの対応も加わりました。

SYCL 2.2について

SYCLの採用により、OpenCL™対応端末におけるC++言語ソフトウェアの高速化を容易に開発できます。SYCLは、アクセラレータの効率的使用のための複雑な深層学習グラフを可能にする、シングルソース型のプログラミング様式に合致していることから、人工知能のフレームワーク各種に使われています。SYCL 2.2では、SYCLの仕様にOpenCL™ 2.2の機能が加わっています。

クロノスが主催するオープン・ソース型SYCL向けC++ 17並列STL(C++ 17 Parallel STL for SYCL)により、次のC++標準規格を共有仮想メモリ、ジェネリックポインタ、デバイスサイドキュー等のOpenCL™ 2.2機能に対応させることができます。

OpenCL C++およびSYCLが利用可能となることで、デベロッパーは2種類のC++から選択できるようになります。デバイス・サイド・カーネルのソース・コードとホストコードを分離したい場合には、C++カーネル言語が最適な選択です。これが現在OpenCL Cで用いられ、グラフィックス・ソフトウェアのシェーダーに幅広く採用されている手法です。SYCL、OpenMP、 C++ 17 Parallel STLで採用されているもうひとつの手法が、一般的に「シングルソース」C++と呼ばれている手法です。SYCLとC++カーネル言語双方の仕様を定めることで、クロノスはデベロッパーに対して最大限の選択肢を提供すると同時に、プログラムコードがこれらふたつの補完的手法で簡単に共有できるよう、2種類の仕様を整理しました。

OpenCL™ 2.2に対する業界サポート

Imagination Technologies社でシニア・ディレクターを務めるGraham Connor氏: 「Imagination Technologiesは、ヘテロジニアス処理およびGPU演算に関する標準規格化の推進に力を入れています。業界が継続的にGPU演算プログラミングモデルの改良に取り組むことが重要であり、クロノスはこうした取り組みに関し、引き続きOpenCL 2.2およびSPIR-V 1.2の普及に努めることで中心的な役割を担っています。当社の顧客からは、常にGPUの演算能力強化が要望されており、新たに発表したPowerVRシリーズ8XTコアは、当社GPUの使用実例拡大のためにOpenCL 2.2に対応しています。」

StreamHPC社創設者でマネージング・ディレクターを務めるVincent Hindriksen氏: 「OpenCL規格にOpenCL C++言語が組み込まれたことを、大変喜ばしく思います。これは優れた成果であり、OpenCLが演算処理に継続的に使えることを世に示しました。OpenCL 2.2のコンフォーマンス・テストの開発作業と、OpenCL C++仕様の完成に対する貢献を果たした当社は現在、OpenCL 2.2を使った最初のプロジェクトや新規のカーネル言語への取り組みを開始しています。社員たちは、OpenCL Cに代わってOpenCL C++を使うことで、ソフトウェア品質の向上やメンテナンス作業の軽減、市場投入期間の短縮が可能になると確信しています。また、SPIR-Vによってコンパイラのエコシステムに明らかな好影響がもたらされ、複数の新規OpenCLカーネル言語が誕生することを期待しています。」

ウィンザー大学コンピュータサイエンス学部のRobert Kent氏: 「ウィンザー大学は、自動車技術の研究面とヘテロジニアス・コンピューティング面におけるOpenCLの活用に積極的に関与してきました。また、プログラミング目的の達成に向けたソフトウェアのビルドやテストの枠組みの開発も手掛けています。今後もアカデミック会員としてクロノスに参画することを決めており、IWOCL 2017では組織を挙げて支援できたことを誇りに感じています。」

YetiWare社創設者のAJ Guillon氏: 「機械学習にとって極めて重要な技術の両輪であるOpenCL C++およびSPIR-Vが、AIの世界的注目都市であるここトロントにて発表されたことは、理想的なことです。カナダ人の新興テクノロジー系起業家として、素晴らしい業界リーダーたちとも連携し、クロノスにおいてこれらのテクノロジー開発に対して自身が担った役割のみならず、IWOCLイベントをカナダで開催できたことを誇りに感じています。OpenCLを知らないと、テクノロジーの急成長に乗り遅れるリスクを冒すことになります。」

クロノスに関して詳しくは、www.khronos.orgをご覧ください。

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、クロス・プラットフォームにおける高電力効率コンピュータ・ビジョン処理の高速化向けを可能とする「OpenVX 1.2」を発表

ニューラル・ネットワークの高速化、特徴検出、イメージ・クラシフィケーション、条件付きグラフ理論処理等の新機能追加と共に、セーフティ・クリティカ・システム上でのコンピュータ・ビジョン高速化に向けたOpenVX SCを初公開 

2017年5月1日(米国時間)、世界有数のハードウェアおよびソフトウェア企業からなるオープン・コンソーシアムのKhronos™ Group(以下、クロノス)は、クロス・プラットフォームのコンピュータ・ビジョン・アプリケーションおよびライブラリの高速化に向けた、即時利用可能な「OpenV™ 1.2」を発表しました。OpenVXは、リアルタイムのモバイルおよび組込みプラットフォームを対象とした、高抽象度のグラフ理論型APIです。このオープンソースのクロス・プラットフォーム対応ロイヤルティ・フリー標準規格により、顔・体・ジェスチャのトラッキングや高度な映像監視、自動運転支援システム、目視検査、ロボティクス等のコンピュータ・ビジョン・アプリケーションにおいて、高度な性能移植性と消費電力の最適化が実現します。OpenVX 1.2は、条件付き実行や特徴検出、クラシフィケーション等、演算機能が大幅に拡張されています。

また、OpenVX 1.2本体と同時公開された3つのエクステンション仕様により、検証・最適化済みグラフのインポート・エクスポート、16ビット画像処理、ニューラル・ネットワークとのインターフェース高速化が可能です。インポート・エクスポート拡張仕様では、オフラインでのグラフの「コンパイル」やその保存と「エクスポート」、実行時の効率的な「インポート」と最終的な実行をユーザー側で行うことができます。16ビット拡張仕様では、ほとんどの画像処理操作で符号化16ビット画像データに対応しています。ニューラル・ネットワーク拡張仕様では、コンボリューション、デコンボリューション、アクティベーション、正規化、プーリング、ソフトマックス等、ニューラル・ネットワークの各共有オペレーションレイヤに対応するOpenVXグラフノードを採用し、物体検出・認識等のニューラル・ネットワーク型アルゴリズムの計算式を低消費電力で高速化できます。

OpenVXは、ビジョン処理の実行とメモリモデルを、各オペレーションのグラフとして抽象化します。これによる抽象度は、OpenCL等の汎用的演算処理規格よりもはるかに高くなります。これにより、実装の大幅な先進化とさまざまなアーキテクチャでの効率的な演算実行に加え、コンピュータ・ビジョンのアプリケーション開発における性能移植性とAPIサーフェスの一貫性を両立することができます。OpenVXの高い柔軟性により、バッテリー依存性が非常に強いコンピュータ・ビジョン型のウェアラブル端末用ディスプレイなど、さまざまな電力・性能レベルに合わせて最適化された、多様なシステム上でのアプリケーション実行が可能になります。OpenVX 1.2で大幅に拡張されるOpenVXコンピュータ・ビジョン演算子およびグラフの機能には、以下が含まれます。

  • 物体検出・認識のための特徴検出
  • 特徴セットに基づく物体検出・認識用クラシフィケーション演算
  • 画像処理演算機能の強化
  • OpenVXグラフの複雑な演算の数式化に際し、その管理と柔軟性を大幅に拡張する条件付きノード実行

先進運転支援システム(ADAS)や自動運転車、医療やプロセス制御用アプリケーションをはじめ、新たに創出されるセーフティ・クリティカル市場の多くにおいて、ビジョン処理は必須要素になると予想されます。クロノスは、セーフティ・クリティカルなシステムを対象とし、上記の高信頼性市場における厳しい要件に対応できる高効率システムの認定を支援するため、OpenVX 1.1仕様の改訂版となるOpenVX SC 1.1を発表しました。OpenVX SCは、実行時専用の「デプロイメント機能セット」の定義用にインポート・エクスポート拡張を活用しています。開発者の方はグラフ構築機能および開発ツールのフルセットを使用して、アプリケーションの実装、検証、コンパイル、検証済みグラフのバイナリ形式エクスポートが可能です。エクスポートされたバイナリ形式の読み取りとコンパイル済みグラフを実行することで、この制限付き「デプロイメント」実装が対象ハードウェア上で実行されます。

サンタ・クララで開催中のEmbedded Vision Summitにおいて、米国時間5月1日(月)の午後2:30より3:00まで、クロノスOpenVXワーキンググループ議長のFrank Brillが「The OpenVX Computer Vision Library Standard for Portable, Efficient Code」と題した講演を行います。Embedded Vision Summitでの講演内容の詳細は、https://www.embedded-vision.com/summit/openvx-computer-vision-library-standard-portable-efficient-codeでご覧いただけます。

また、同じく5月3日(水)の午前9:00から午後5:00まで、クロノスは「OpenVX Workshop for Neural Network Acceleration」を開催します。内容には、特徴追跡用コンピュータビジョンアルゴリズムおよびグラフAPIへのニューラルネットワークマッピングに関する新カリキュラムが含まれています。出席者には懇切丁寧な双方向セッションをご用意しています。登録は自由で、https://www.embedded-vision.com/summit/khronos-openvx-workshopにて受け付けています。

OpenVX仕様の詳細および関連する「アダプター会員プログラム」については、www.khronos.org/openvxにてご確認いただけます。

OpenVX 1.2に対する業界サポート

AMD社Radeonテクノロジー・グループ、Radeonオープン・コンピュート部門シニア・ディレクターのGreg Stoner氏

「コンピュータ・ビジョン・アプリケーションは、さまざまな科学・消費者分野においてその重要性が日増しに高まっています。AMDは、演算処理高速化を実現するOpenVX仕様へのクロノスの取り組みや、これらオープンソースのロイヤルティ・フリー標準規格の提供に対する継続的支援に対し、惜しみない称賛を送りします。これらの標準規格をAMDが提供する無償のオープンソース型深層学習ライブラリ「MIOpen」と共用することにより、マシンインテリジェンスの実装を高速化するリッチな基盤が構築されます。」

Cadence社Tensilicaマーケティング部門シニア・グループ・ディレクターのSteve Roddy氏

「Cadenceは、OpenVX規格策定に積極的に参加している賛助会員の1社です。ニューラル・ネットワークの物体認識機能および、中核をなす画像処理機能双方の方向付けとなるOpenVX拡張仕様が実現できたことを大変うれしく思います。これらの新機能を通じ、OpenVXは組込みシステムにおけるすべてのコンピュータ・ビジョン系演算に向けた、力強いプラットフォームを提供します。『Cadence® Tensilica® Vision PシリーズDSP』は、OpenVX 1.1の実装製品として最初に適合認定を受けた製品です。引き続き、新規OpenVX 1.2規格の実装化を計画しています。」

Imagination Technologies社PowerVR製品・技術マーケティング担当シニア・ディレクターのChris Longstaff氏

「OpenVXは、実世界におけるビジョン・アプリケーションの搭載に必要なフレームワークになりつつあります。当社は、PowerVR及びビジョン技術全般で、CNNエクステンションを含むOpenVXをサポートしています。私たちはデベロッパが、革新的なビジョン・アプリケーションのインプリメンテーションを、迅速かつ容易に可能とする、テンサー・サポート、ニューラル・ネットワーク・エクステンション、並びにグラフィックス最適化を含むビジョン・プロセッシング向けに拡張された機能を有する、OpenVX 1.2の発表を歓迎していると思います。」

Texas Instruments社ADASプロセッサ担当プロダクトライン・マネージャのAlan Rankin氏

「Texas Instrumentsは、OpenVXに対するサポートと、車載市場向けに先端運転支援システム(ADAS)や自動運転のアプリケーションを開発中のお客様に対するメリットを、改めて強調いたします。TI Driver Assist(TDAx)SoC等、マルチコア型ヘテロジニアスアーキテクチャ上で組込みADASアプリケーションを開発中のお客様が、簡単に使えるプラットフォームを提供するという継続的取り組みの一環として、ほどなく当社のVision SDKのOpenVX適合試験が実施されます。」

VeriSilicon社取締役副社長兼最高戦略責任者のWeijin Dai氏

「VeriSiliconは、当社のVision Image Processor(VIP)IPや当社提携先が提供するソリューションにおいて、独自のハードウェア機能を拡張できる15以上の新規標準カーネルが搭載された、標準規格としてのOpenVXを歓迎します。OpenVX 1.2は、当社VIP製品ラインが持つ最適化されたハードウェア、完全プログラマブルなコンピュータ・ビジョン機能、最適化されたニューラル・ネットワーク機能など、これらの堅牢な組み合わせを標準化するための重要なマイルストーンです。VIPは2015年にライセンス供与を開始し、現在ではADASやセキュリティクライアント、産業用コンピュータ・ビジョン向けの各種市販半導体組込みアプリケーションに搭載されています。クロノスのプロモーター会員である当社は、OpenVXが組込み系コンピュータ・ビジョンという画期的テクノロジーの最重要実現要因であると確信しています。VeriSiliconがOpenVX 1.2仕様のエディターに選出されたことは光栄であり、この仕様が世界的に採用されることに大きな期待を寄せています。当社はパートナー各社との共催により 、5月3日、Embedded Vision Summitサンタ・クララ・コンベンションセンターにて最先端の実用的アプリケーションにテーマを絞った一連のワークショップを主催します。ここでは特に、OpenVX 1.2の能力と有望性に焦点を当てます。」

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

Khronos Group、GDCにて主要APIの最新情報と新ワーキング・グループ発足を発表

プレスリリース

Vulkan®並びにWebGL™ 2.0の発表、新OpenXR™ワーキング・グループの活動開始、デベロッパ向け各種イベントを開催

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、ゲーム・デベロッパーズ・カンファレンス(GDC)において、主要APIの最新情報ならびに、新ワーキング・グループの発足を発表しました。クロノスはGDC会期中、さまざまなイベントの主催及び参加を通じて、あらゆるデベロッパの皆さまに最新ハードウェア機能を活用できる、クロス・プラットフォーム型APIの仕様策定とその普及活動に注力する予定です。

業界で幅広く使用されるオープンな規格の連携を目的とした、コミュニティ育成を支援し続けるクロノスは、今週開催されるGDCにて以下の最新API動向を発表します。

  • 採用が進むVulkan®向け新機能を発表: 多くの支持を集め、公開から1周年を迎えたVulkan® APIは、高精細ゲームで大きな実績を築き、その影響力は増すばかりです。Vulkan®は、業界有数のゲーム・エンジンであるUnityやUnreal等で採用され、数多くのゲーム・スタジオがVulkan®仕様のゲーム・タイトルの開発を進めており、DoomやQuake、The Talos Principle、Dota 2をはじめ、多くのVulkan®対応ゲームが出荷されています。Vulkan®仕様のドライバ各種も、主要GPUメーカー各社から公開されています。クロノスは本日、仮想現実(VR)およびマルチGPU機能にクロス・プラットフォームでアクセスできるVulkan®の拡張仕様を発表しました。アップデートおよび拡張仕様の詳細は、https://www.khronos.org/blog/vulkan-releases-new-featuresをご覧ください。
  • OpenXR™の発表: 2016年12月に設立が発表されたクロノスのバーチャル・リアリティ・イニシアチブ(Khronos Virtual Reality Initiative)により、 仮想現実(VR)や拡張現実(AR)のポータブル・アプリ/端末向けのオープン仕様の策定が進められています。クロノスは本日、その標準規格の正式名称を「OpenXR™」としたことを発表しました。このイニシアチブ・グループは、VR市場でのAPI分断化回避に向けて活躍する大手企業各社から構成されていますOpenXR™に関心をお持ちの企業はぜひクロノスに参画いただき、VR業界の方向性を定める一翼を担っていただきたいと思います。詳細は、https://www.khronos.org/blog/the-openxr-working-group-is-hereをご覧ください。
  • 新3Dポータビリティ調査グループ(3D Portability Exploratory Group)参画への呼びかけ: クロノスは本日、この新グループへの参加募集を発表しました。このグループは、デベロッパの方々がVulkan®、DX12、Metalベースの各システム上で効率的実行が可能なレンダリング・コードが書ける、ネイティブAPIの仕様ご策定を目的としています。このAPIもまた、JavaScriptやWebAssembly言語との併用をポータブル向けAPI上で可能にする、次世代WebGL™の堅固な基盤となるはずです。関心をお持ちの企業はぜひクロノスに参画いただき、この取り組みに意見や投票という形でご参加ください。詳細はkhronos.org/3dportabilityでご紹介しています。
  • WebGL™ 2.0仕様の発表: WebGL™ 2.0はすでにGoogleおよびMozillaでサポートされていますが、このほどその仕様の最終版が完了し、3DのWebアプリケーションやエンジンの開発にお使いいただけるようになりました。WebGL™ 2.0は、OpenGL ES 3.0を前面に打ち出し、あらゆるデベロッパの方々がWeb開発においてデスクトップ向けOpenGL機能を活用できるようにします。さらに、クロノスではWeb上で明示的に3Dをコントロールできる新世代APIの提供を目指し、次世代WebGL™への取り組みを開始しています。WebGL™ 2.0に関する詳細は、https://www.khronos.org/blog/webgl-2.0-arrivesをご覧ください。
  • glTF™ 2.0のフィードバック最終募集: クロノスは、glTF™ 1.0を大幅に改善したglTF™ 2.0のデベロッパ・プレビュー用バージョンを公開しました。glTF™ 2.0での強化点の一例として、ポータブルで高品質な素材の物理ベースレンダリング(PBR)が導入されます。これにより、配下にある3D用APIとglTFが独立で構成できます。クロノスでは、ここ数週間で予定しているglTF™ 2.0の最終仕様策定に取り入れるべく、業界からのご意見やフィードバックをGitHub経由で募集しています。また、クロノスは本日、glTF™ 2.0からのエクスポート機能を、オープンソースの3Dオーサリングツール「Blender」に持たせるための外部資金プロジェクトについて、見積依頼を提出しました。フィードバック情報の共有方法などについては、https://www.khronos.org/blog/call-for-feedback-on-gltf-2.0でご紹介しています。

APIの最新情報以外に、GDC会期中に開催されるデベロッパ・カンファレンスや展示ブースにおいて、会員との意見交換会等、講演や交流イベントも主催します。以下に、GDCでのクロノスの講演およびイベント概要をご紹介します。各イベントの詳細スケジュールは、https://www.khronos.org/news/events/gdc-2017をご覧ください。

  • クロノスGDC展示ブース(ブース番号は、South Hall(南館)の2419): クロノス会員企業によるAPIに関するプレゼンテーション(各1時間セッション)を行ないます。会員や専門家との意見交換が可能であり、ぜひブースにお立ち寄りください。
  • VRDC 2017でのOpenXR™の解説と意見交換: 2月27日(月曜日)と28日(火曜日)の午前10時から午後6時まで、North Hall(北館)会場番号135のクロノス展示テーブルTT06にお越しください。新発表のOpenXR™に取り組む専門家との意見交換や、このほど発表された取り組みに対するデベロッパの方々からのフィードバックご紹介の機会を設けています。
  • 3Dグラフィックス・デベロッパ・デイ(3D Graphics Developer Day)にて、Vulkan®、OpenXR™、WebGL™、その他さまざまなテーマで講演: 2月28日(火曜日)の午前10時から午後6時まで、West Hall(西館)会場番号3022にて、デベロッパ向けの各枠1時間の講演を行います。
  • クロノス・ミートアップ(Khronos Meetup)開催: 3月2日(木曜日)の午後6時30分から午後9時30分まで、サンフランシスコの「Galvanize San Francisco」にて、クロノス会員やデベロッパの方々を交えたWebGL、WebVR、glTF、モバイル3Dの意見交換会と交流会を実施しますので、ぜひご参加ください。
  • GDC公式プログラムにおけるクロノス標準仕様関連の講演: クロノス会員やデベロッパが「Vulkan Lessons Learned to the Future of VR(VRの未来に向けたVulkan活用体験」と題し、さまざまなテーマで講演します。

Khronos Group(クロノス・グループ)について
The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Silicon Graphics International used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、Game Developers Conferenceに参加

ブース出展による主要API最新情報紹介、1日開催デベロッパ・セミナー主催及びVRDCでの発表

業界を代表する、ハードウェア/ソフトウェア企業から構成されるオープン・コンソーシアムのクロノス・グループ(以下: クロノス)は、ゲーム・タイトル開発に特化した業界最大規模のカンファレンス「Game Developers Conference」(会期: 2017年2月27日~3月3日、会場: サンフランシスコ・モスコーニ・センター、以下: GDC)に参加します(小間番号: 南ホール2419)。クロノス・ブースでは、各API仕様の最新情報をご紹介するほか、会員企業各社によるクロノスAPIを実装した各社製品・技術のプレゼンテーションを行なう予定です。

クロノスは、GDC会期中に開催されるバーチャル・リアリティ(VR: 仮想現実)関連の最新技術を紹介するVRDC(Virtual Reality Developers Conference)に参加し、クロノスが今年1月にVRの業界標準仕様策定を目指して発足したVRイニシアティブに関する紹介を行うほか、クロノスAPIに関するプライベート・セッション(DevDay)を開催します。また、GDCではクロノスAPIに関する各種セッションが開催されます(詳細)。クロノスが参加・主催するイベント情報詳細は、クロノスWebサイトをご参照ください(https://www.khronos.org/news/events/gdc-2017)。

クロノス参加・主催イベント概要

イベント名 日時 会場

Vulkan Advisory Panel Meeting

2月26日(日): 11am - 5pm

Galvanize, 44

VRDC Table

2月27日(月)、28日(火): 10am - 6pm

モスコーニ・センター北ホール #TT06

DevDay

2月28日(火): 10am - 5pm

モスコーニ・センター西ホール #3022

GDC Expo

3月1日(水)~3日(金): 10am - 6pm (3/3は3pmまで)

モスコーニ・センター南ホール #2419

WebGL Meetup

3月2日(木): 6:30pm - 9:30pm

Galvanize, 44

ブース情報: 2419(南ホール)

  1. クロノスの活動全般ご紹介、団体概要紹介ブローシャ、メンバーシップ紹介ブローシャ、主要APIリファレンス・カードの配布。
  2. 会員企業によるクロノスAPI実装製品・技術紹介プレゼンテーション(開催スケジュール
  3. 参加会員企業
    3月1日(水): NOKIA、シリコンスタジオ、DIA、BRENWILL、ARM、zSpace、AMD
    3月2日(木):NOKIA、zSpace、DIA、BRENWILL、ARM、SAMSUNG、tobii
    3月3日(金):tobii、BRENWELL、SAMSUNG

Khronos Groupについて
The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®, OpenGL®, OpenGL® ES, OpenGL® SC, WebGL™, SPIR-V™, OpenCL™, SYCL™, OpenVX™, NNEF™, COLLADA™, glTF™.があります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org、日本語https://jp.khronos.org/)。

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