クロノス・グループ、AR/VRプラットフォーム並びに各種デバイスへの高性能アクセスを実現する「OpenXR 0.90」暫定仕様を発表

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)OpenXR™0.90暫定仕様を批准し、公開したと発表しました。OpenXRは、拡張現実(AR)および仮想現実感(VR)(両者を総称してXRと呼ばれる)プラットフォームおよびデバイスへの高性能アクセスを提供する、統一された、ロイヤリティフリーのオープンスタンダードです。新仕様は、デベロッパならびにインプリメンターがOpenXRフォーラムでフィードバックできるように、クロノスのWebサイトで暫定的な形式で公開されています。

暫定公開されたOpenXR 0.90では、XRハードウェア・プラットフォーム・ベンダがランタイムシステムの機能を公開可能とする、クロスプラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インタフェース(API)を規定しています。アプリケーションのライフサイクル、レンダリング、トラッキング、フレームタイミング、および入力に対応する共通のオブジェクトと関数セットにアクセスすることで、既存のベンダ各社固有のAPIへの対応について苦慮しているソフトウェアデベロッパが、最小限のポーティング作業で複数のXRシステムでアプリケーションを実行可能となり、業界内の分断化を最小限に抑えることができます。

クロノスのOpenXRワーキンググループは、主要なXR企業各社の支援と参加を得て、2017年初めに結成されました。仕様の策定作業を通して、複数のクロノス会員企業が、堅牢で完全な仕様を保証するために、個々にインプリメンテーションを開発してきました。Collaboraの「Monado」OpenXRオープンソースインプリメンテーションMicrosoftのWindows Mixed Realityヘッドセット用OpenXRランタイム、4.22.1発表後にサポートが始まったEpicのOpenXR Unreal Engineプラグインのソースコードなど、これらのインプリメンテーションの多くは、デベロッパが現在評価できるようになっています。さらに、Oculusは2019年後半にRiftおよびQuestプラットフォーム上で、OpenXRのランタイムサポートを提供する予定です。各社のインプリメンテーションへのリンクおよび詳細情報は、https://www.khronos.org/openxrをご参照ください。

Intelのリードアーキテクトで、OpenXRワーキンググループのチェアを務めるBrent Insko氏は、次のように語って居ます。「OpenXRはAR / VRソフトウェアの開発を簡素化し、アプリケーションコードのポーティングやリライトをすることなく、より幅広いハードウェアプラットフォームにアクセスし、またOpenXRをサポートするプラットフォームベンダーがより多くのアプリケーションにアクセス可能となることを目指しています。OpenXRの暫定仕様は、今回の発表から数週間後に公開されるランタイムとともに、アプリケーションデベロッパとエンジンデベロッパによる実践的なクロスプラットフォームテストを可能とするものです。ワーキンググループは、OpenXR 1.0仕様策定をXR業界のニーズに確実に応えられるものとするために、デベロッパからのフィードバックを歓迎します」

OpenXR 0.90暫定仕様に対する各社のコメント

Nandan Nayampally, vice president and general manager, Client Line of Business, Arm

「OpenXRのようなオープンスタンダードの策定作業に、業界を代表する多くの企業が参画する事は、とても重要です。私たちは、クロスプラットフォームのXRアプリケーションに対する障壁を減らすことが、VRとAR業界の成長やイノベーション、そして多様性を加速すると信じており、新仕様が多くの企業から採用されることを楽しみにしています」

Philippe Kalaf, CEO, Collabora

「ロイヤリティ不要のオープンスタンダードとオープン・ソース・テクノロジに尽力しているCollaboraは、OpenXRワーキンググループのメンバーであり、最初の仕様公開に関わった1社であることを誇りに思っています。新たに公開されたOpenXR仕様のソースインプリメンテーションのMonadoは、単なるベンダSDKではなく、XRテクノロジを中心とした幅広いコミュニティの取り組みに焦点を当てた、オープンソースプロジェクトおよびコードベースです。Collaboraは、XRデバイスベンダにXR製品用のLinuxベースのプラットフォームを使用する選択肢を提供しながら、LinuxにXRテクノロジを導入できる技術基盤の提供を計画しています」

Tim Sweeney, founder and CEO of Epic Games

「Epicは、OpenXRのようなオープンスタンダードが、今後数年間で活気に満ちたマルチプラットフォームVRおよびAR業界にとって、不可欠な基盤になると考えています。Epicは、昨年のSIGGRAPHで業界初のOpenXRデモを紹介しましたが、GDCでは今回公開された新仕様に基づくデモを行う予定です。当社のコミットメントを示すものとして、間もなく公開されるUnreal Engineバージョン4.22.1では、OpenXRのサポートを発表する予定であり、コミュニティは直ちに作業を開始していただけるものと考えています」

Nate Mitchell, Oculus Co-founder and head of VR product, Facebook

「FacebookとOculusは、OpenXR標準の価値がユーザとデベロッパに提供され続けることを信じています。私たちは、2019年後半にRiftならびにQuest platform上OpenxR 1.0にビルトインしたアプリケーションのランタイムサポートを計画しています」

Vinay Narayan, vice president, Platform Strategy, HTC

「HTC VIVEは、XR業界のための実行可能なエコシステムの構築に取り組んでいます。標準とベストプラクティスを定義するためにコミュニティを結びつけることで、私たち全員が一緒に前進することができることを確信しています」

Alex Kipman, technical fellow at Microsoft.

「マイクロソフトは、複合現実を繁栄させるためには、オープンストア、オープンブラウザ、そしてオープンなデベロッパプラットフォームのためにオープンでなければならないと信じています。私たちは昨年のSIGGRAPHでOpenXRのランタイムデモを行いましたが、今年はOpenXRの仕様公開に合わせて、Windows Mixed RealityとHoloLens 2でのOpenXRサポートを発表することを、嬉しく思います。デベロッパが、OpenXR暫定仕様に関するフィードバックを提供できるようにするために、Windows Mixed Realityヘッドセットをサポートする、OpenXRランタイムのデベロッパ向けプレビュー版を本日公開する予定です」

David Weinstein, director of Virtual Reality at NVIDIA

「クロスデバイス互換アプリケーション用の、オープンで広くサポートされるAPI であるOpenXRは、XRエコシステムを推進する重要な役割を果たすでしょう。OpenXRは、高性能HMDとVRに特化した強力なGPU機能を含む、過去数年間にわたるXR分野の目覚ましい進歩の上に成り立っています」

Henrik Eskilsson, CEO of Tobii

「Tobiiは長年、OpenXRイニシアチブの一員としてこの活動に取り組んで来ました。オープンスタンダードのマルチプラットフォームAPIは、デベロッパがXRアプリケーションに対して統一された予測可能な方法で、アイトラッキングを導入できる大きな可能性を秘めていると考えています。OpenXRは、複数のプラットフォームやデバイスをサポートする複雑さを軽減し、デベロッパが素晴らしいコンテンツ開発に、より多くの時間を費やすことを可能とするものです」

Ralph Hauwert, vice president of platforms at Unity Technologies

「Unityは、オープンでアクセス可能なプラットフォームであり、XRアプリケーションとデバイスのオープンスタンダードを支持しています。そのために、OpenXRの公開を大変うれしく思うとともに、これはよりオープンなエコシステムへの重要な一歩であると信じています」

Rémi Arnaud, principal architect at Varjo

「Varjoでは、最高の視覚的忠実度を持つ企業に対して、実用レベルのプロフェッショナルなバーチャルリアリティを推進しています。そのために、私たちには企業が最良のテクノロジと相互運用するのを容易にする標準が必要であり、VarjoはOpenXRのサポートを約束しています」

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL®ES、OpenGL®SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。

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Khronos and OpenXR, are trademarks or registered trademarks of The Khronos Group Inc. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、Vulkan GPUアクセラレーションをセーフティクリティカルな産業分野に提供する新業界標準を策定するため、「Vulkan® Safety Critical」新ワーキンググループを設立

クロノスの会員になることで、全ての企業が自動車、航空などの産業向けGPUアクセラレーションAPI策定に参加可能

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、セーフティクリティカルな産業が、GPUグラフィックス、コンピュート・アクセラレーション、ディスプレイ管理などを、最高クラスの強固な安全性で活用するために、「Vulkan® Safety Critical」新ワーキンググループを設立すると発表しました。

セーフティクリティカルにおけるグラフィックスは、自動車、航空、医療ならびにエネルギー産業などにおいて、重要な機能となっています。ディスプレイに対する要求はますます高まり、セーフティクリティカル・グラフィックスAPIは、産業の要求への対応が求められています。クロノスは、2005年にOpenGL SC 1.0、2016年にOpenGL SC 2.0仕様を発表後、OpenGL® SCワーキンググループの活動を通して、セーフティクリティカル環境向けグラフィックスAPI標準の仕様策定作業を行ってきました。現在では、自動車ならびの多くの産業が、セーフティクリティカル・システムで運用可能な先進GPUグラフィックス、コンピュート、ディスプレイ機能を求めています。

これらの要求に応えるため、クロノスの「Vulkan® Safety Critical」新ワーキンググループは、Vulkan APIを基に、セーフティクリティカルな産業が、先進のグラフィックスならびにコンピュート・アクセラレーションを活用できる、オープンでロイヤリティ不要のAPI標準の策定を行います。産業や市場のニーズに応えるために、新APIは、RTCA DO-178C Level A / EASA ED-12C Level A (航空)、FACE (Future Airborne Capability Environment) (航空)、ISO 26262 ASIL D (自動車)といった、セーフティクリティカル・ソフトウェア向けの業界標準との互換性を保持する必要があります。

クロノスの代表を務めるニール・トレベットは、今回の発表について次のように述べています。「先進グラフィックスやコンピュート機能は、安全性が最優先される多くの市場で次々に使用されています。そのため、各APIには安全認証プロセスに沿った仕様が求められており、これはクロノスの仕様策定作業において重要事項となっています。OpenGL SCは航空業界で幅広く採用されていますが、現在はより広範な組込み業界が最新のGPU仕様の採用を考えています。Vulkanは、新世代のセーフティクリティカル分野におけるGPU APIとして理想的な出発点であり、そのドライバ・アーキテクチャはOpenGLより優れているほか、増大するデバイスのスケジューリング、シンクロナイズ、リソース管理を可能としています」

新ワーキンググループは、技術的な優先課題をセーフティクリティカルならびにコンピュートに絞り込み、その不具合によって安全性のリスクが増大するグラフィックス/コンピュートシステムの仕様策定に取り掛かる予定です。新APIは、ビデオストリームのエンコード/デコード、ディスプレイ管理、プラットフォームのウィンドウやディスプレイシステムでのグラフィックスとビデオの統合といった、一般的なGPU機能が含まれる可能性もあります。

新ワーキンググループのAPI仕様策定作業に加えて、クロノスは参加無料かつクロノス会員資格が不要の「Khronos Safety Critical Advisory Forum (KSCAF)」の運営を発表しました。KSCAFは、航空や自動車業界といった複数の産業で使用される、セーフティクリティカルAPIの仕様策定のガイドライン作成のために、様々な洞察や事例検証を集約する予定です。KSCAFには全ての企業が参加できるほか、クロノスの会員企業としてVulkan SCワーキンググループに参画し、仕様策定作業に関わっていただくことができます。クロノスの会員資格に関する詳細は、こちらをご参照ください。

業界のコメント

“The modernization of vehicle cockpits includes advanced driver-assistance systems and an increased number of displays – all of which rely on safety-critical systems to provide real-time performance, safe rendering, and safe compute capabilities. The Vulkan Safety Critical Working Group is an important complement to Arm’s extensive functional safety portfolio, and together we can provide open, industry standard APIs for GPU acceleration to power these cockpit features.” – Neil Stroud, director of automotive strategy, Automotive and IoT Line of Business, Arm

“Codeplay has a number of customers demanding safety for AI applications that require high performance ‘compute’, but with predictable performance. The most common example is self-driving cars, but there are a range of applications where safety and high compute performance are essential, including new intelligent medical devices. Surprisingly, given its videogame roots, Vulkan is a great solution to this challenge. Working with partners in the Vulkan Safety Critical Working Group to deliver a new safe standard is a very exciting opportunity for us.” - Andrew Richards, CEO, Codeplay

“CoreAVI’s safety critical Vulkan-based drivers and associated DO-178C DAL A and ISO 26262 certification evidences are important components in our platforms for safety certifiable applications. We are excited to chair the Vulkan Safety Critical Working Group and to be driving new standards that enable the deployment of safety critical graphics and compute applications.” - Damian Fozard, CEO, CoreAVI

"Mixing safety-critical with non-safety critical functions in the vehicle cockpit is addressed in the GENIVI cross-domain integration activities.  Our Hypervisor project is developing a standards-based, open-licensed specification for diverse virtualization and operating systems called the Automotive Virtual Platform.  We are looking forward to starting new collaboration with the Vulkan Safety Critical Working Group on the continued development of Vulkan to address the safety challenges of graphics virtualization." - Steve Crumb, executive director, GENIVI Alliance

"Mobica's customers and partners are migrating to Vulkan for both graphics and compute applications. As the API has gained momentum, the need for a safety critical implementation to support automotive projects has become clear. We are pleased to be contributing to the efforts of the new working group and look forward to supporting both implementers of safety critical Vulkan drivers and application developers to create and deploy applications compliant with a safety critical API based on Vulkan." - Jim Carroll, CTO, Mobica

“GPU acceleration is vital in multiple domains where functional safety is required. The Vulkan Safety Critical Working Group can facilitate widespread industry adoption of new APIs for GPU capabilities in safety critical markets such as automotive.” - Kevin Flory, vice president of automotive software, NVIDIA

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL®ES、OpenGL®SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。

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Khronos, EGL, glTF, NNEF, OpenVG, OpenVX, OpenXR, SPIR, SPIR-V, SYCL, Vulkan and WebGL are trademarks or registered trademarks of The Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL and OpenML are registered trademarks and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Hewlett Packard Enterprise used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、トレーニングされたニューラルネットワークの最適化向けにNNEF 1.0標準を公開

クロノス会員企業の採用拡大とオープンソースツールにおけるエコシステムの拡大

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成され、先進のアクセラレーション標準を策定するオープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、NNEF™1.0(ニューラルネットワークエクスチェンジ(NNEF)1.0)の批准と仕様の公開を発表しました。クロノスは、NNEF暫定仕様にたいする産業界のレビューやフィードバックを元に、NNEF 1.0を安定した、柔軟かつ拡張可能なオープンスタンダードとしてハードウェアメーカーに提供し、多様なエッジデバイスに最適化されたニューラルネットワーク推論を確実に展開できるよう公開しました。このリリースとともに、TensorflowやCaffeからNNEFパーサーやコンバーターなど、GitHubでツールのエコシステムを利用できるようになりました。また、Android向けNeural Network API(NNAPI)やクロノスのOpenVX™を含む一般的な推論環境へのインポートツールも開発されています。

NNEFは、トレーニングフレームワークと推論エンジン間のニューラルネットワークの交換を容易にし、開発者が推論とトレーニングソリューションを自由に組み合わせることができるようにすることで、業界の断片化を軽減するために開発されました。クロノスのワーキンググループの、業界をリードするメンバー間のコラボレーションによってのみ、ハードウェアおよびソフトウェア企業、急速に進化している機械学習業界のニーズに柔軟に対応しながら製品開発のために信頼できる安定的なロードマップが提供できます。

NNEFは、幅広いユースケースとネットワークタイプに対応しています。その基本フォーマットは、人が読めるように設計されており、解析と最適化が容易で、オペレータの精度と複合操作を柔軟に表現できるため、さまざまなアクセラレータ・アーキテクチャへの最適なマッピングが容易になります。NNEFの拡張機能により、巨大なネットワークを人間が編集したり、訓練されたネットワークウェイトのカスタムデータフォーマットなどの特定の問題を処理することができます。

クロノスでNNEFワーキンググループのチェアを務める、Peter McGuinness氏は次のようにコメントしています。「クロノスは、訓練されたニューラルネットワークをエッジデバイスに導入する企業向けに、成長するフォーマットのログジャムを理解しています。私たちは、訓練されたネットワークを最適化して多様な推論エンジンに導入するための、エンジニア向けの最初のオープンスタンダードソリューションを構築することに着手しました。NNEF 1.0は今日の最先端のソリューションを可能にし、拡張メカニズムによって柔軟に発展します。2017年12月、NNEFの開発者向けプレビュー版を公開し、業界にフィードバックを求めました。コミュニティの反応は驚異的であり、この標準への要求が確認されており、NNEF 1.0の応答性と完全な仕様を達成することができました」

NNEFを標準化された転送フォーマットとして使用することで、トレーニングから最適化、展開までの完全なワークフローが可能になります。起動時に、この標準は、protobufとpythonコードに基づくネットワーク記述とCaffe用のコンバータの両方について、2つのオープンソースのTensorflowコンバータによってサポートされます。Au-Zone Technologiesによって開発中のCaffe2オープンソースのインポーたー/エクスポーターは、2018年第3四半期に公開される予定です。AlmotiveやAMDなどの会員企業のさまざまなツールが開発中であり、Andoroid NNAPへのインポーターは台湾の国立精華大学を含む独立機関が行なっています。。

NNEFワーキンググループは、Torch、Chainer、Theano、PyTorchおよびMXNetを含むオープンソースのインポーターとエクスポーターを含む、急速に増加しているトレーニングフレームワークとの信頼できる交流を可能にし、奨励することに努めています。NNEFシンタックスパーサーとバリデーターを含むその他のオープンソースツールは、AppleのCore MLやクロノスのOpenVXといったビジョンやランタイム・アクセラレーション向けカスタム、モバイル、埋め込みのエッジ推論環境にインポータを容易に作成できるようになります。

NNEF 1.0仕様とドキュメントはクロノスのWebサイトで入手でき、NNEFのオープンソースのツールとプロジェクトはクロノスのNNEF Toolsリポジトリで入手できます。クロノスのFile Format Adopter Programは、NNEFの商標を使用し、Khronos Intellectual Property Frameworkの保護を楽しむ正式なライセンスを希望するNNEFユーザーのために、無償で利用できます。

業界のコメント

AImotiveのハードウェアエンジニアリング責任者のMarton Feher氏

「近年、自動車やその他の業界のパートナーが、新しいニューラル・ネットワーク・アクセラレーション・ハードウェア・プラットフォームに切り替えるために必要な課題と努力について、懸念を表明しています。私たちは、NNEFがこれらの課題の解決策であることを何度も公に述べてきました。私たちはNNEFワーキンググループの創設メンバーの一社であり、このスタンダードが現実になり、すでに多くの主要プレーヤーに採用されていることは素晴らしいことです。NNEFを完全にサポートするSDKを提供する最初のNNハードウェアIPプロバイダーの1社として、NNEFはNN交換のための信頼できるグローバル標準として世界中のNNエコシステムで急速に採用され続けると確信しています」

Imaginationのマーケティング担当副社長David Harold氏

「当社はNNEFの発表を歓迎します。PowerVRはKhronos標準を採用してきました。PowerVR GPUと専用PowerVR NNAハードウェアでニューラルネットワークをサポートしているため、その相互運用性は常にお客様の関心事です。NNEF標準の到来により、業界全体のニューラルネットワークのより良い相互交換が可能になります」

クロノス・グループについて

クロノス・グループは、幅広いプラットフォームやデバイスで並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、ニューラルネットワークのオーサリングとアクセラレーションを可能にするオープンスタンダードを策定する業界コンソーシアムです。 クロノスの基準には、Vulkan®、OpenGL®、OpenGL®ES、OpenGL®SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。 Khronosのメンバーは、Khronos仕様の開発に貢献することができ、公開前のさまざまな段階で投票できるようになっており、仕様ドラフトや適合テストに早期にアクセスして、最先端の高速プラットフォームとアプリケーションの配信を加速することができます。 The Khronos Groupの詳細については、Khronos.orgをご覧ください。

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Khronos, EGL, glTF, NNEF, OpenVG, OpenVX, OpenXR, SPIR, SPIR-V, SYCL, Vulkan and WebGL are trademarks or registered trademarks of The Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Hewlett Packard Enterprise used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、SIGGRAPHで新仕様ならびに各APIの最新情報の紹介とデモを実施

StarVR及びマイクロソフト社のVRヘッドセットでポータブルOpenXRアプのデモンストレーションを実施
ニューラル・ネットワーキング変換用NNEF 1.0を公開
glTFエクステンション及びエコシステムの提供開始
クロノスはクロノス標準の教育プログラムを行う教育機関を支援する教育フォーラムを開設

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成され、先進のアクセラレーション標準を策定するオープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)はSIGGRAPHで主要APIの最新情報の公開と、「クロノス教育フォーラム(Khronos Education Forum)」の開設を発表しました。クロノスはSIGGRAPH会期中、Birds of a Feather(BOF)セッションならびにネットワーキングレセプションなど、クロノス主催イベントを開催します。クロノスは、オープンなスタンダードのエコシステム開発を加速し、インタラクティブグラフィックスのプロフェッショナルならびにSIGGRAPHコミュニティへの支援を継続しています。SIGGRAPHでは、次の発表ならびにセッション開催・パートナー企業によるデモンストレーションを行います。

  • ポータブルAR/VRアプリケーション向けOpenXR公開デモンストレーション
    SIGGRAPH 2018では、OpenXR™の最初のデモンストレーションを、仕様の正式発表前に、2つのプロトタイプで公開します。Epicの「Showdown」VRデモは、OpenXR APIをUnreal Engine 4にプラグインし、StarVR HMDおよびMicrosoft Windows Mixed Realityヘッドセットを使用して行います。これはOpenXRのポーティング性能を活用することで、多様なデバイス間でアプリケーションを変更する必要はありません。OpenXR仕様詳細については、OpenXRのブログをご参照してください。
  • NNEF 1.0仕様を公開
    クロノスは、NNEF™0(Neural Network Exchange Format)仕様の批准と一般公開を発表しました。クロノスは、NNEF暫定仕様のレビューからフィードバックを収集した後、NNEF 1.0を安定した、柔軟で拡張性のあるオープンなスタンダードとしてハードウェア・メーカーに提供し、多様なエッジデバイスに最適化されたニューラルネットワーク推論を支援します。この発表とともに、NNEFパーサーやTensorflowやCaffeのコンバーターなど、クロノスNNEF Toolsリポジトリで、ツールのエコシステムが利用できるようになりました。Android Neural Network API(NNAPI)やクロノスのOpenVX™を含む、一般的な推論環境へのインポーターも開発されています。NNEF 1.0の仕様とドキュメントは、クロノスのWebサイトで自由に入手できます。詳細はNNEF 1.0のプレスリリースに掲載されています。
  • glTFエコシステムの成長と新拡張機能の公開
    glTF™は、マイクロソフト、グーグル、Facebook、アドビ、エピック、ユニティなどの大手企業がサポートする、オープンスタンダードの3D伝送フォーマットとして、さらには活発に活動するオープンソースコミュニティから積極的な支援を獲得しています。最近のGoogle Dracoメッシュ圧縮の拡張に加えて、ファイルサイズを縮小し、モバイルパフォーマンスと写真測量のユースケース素材を消すため、glTFワーキング・グループはテクスチャ変換エクステンションを公開しました。glTFワーキング・グループは、伝送がコンパクトで、高品質なレベルでGPU加速テクスチャフォーマットの範囲に効率的にトランスコードできる、ユニバーサル超圧縮テクスチャフォーマットを使用して、テクスチャ伝送の重要な拡張に取り組んでいます。業界は、GitHubにてテクスチャ伝送フォーマットに関する要件とフィードバックを提供するよう呼びかけています。
  • 教育フォーラムの公開に合わせて協力者を募集開始
    クロノス教育フォーラムは、クロノスが仕様策定する標準APIなどの教材を公開・調整、共同作業するためのオープンなプラットフォームを提供するために設立されました。クロノスは、教員が教材をアップロードし、教育コミュニティやクロノスのワーキンググループから意見やアイデアを受け取ることができるように、オープンな教育リソース環境を管理します。教育フォーラムのすべての教材は、クロノスの仕様を含むカリキュラムを講座で使用している世界中の教育者をサポートするために自由に利用できます。

クロノスグループは、今週開催中のSIGGRAPHにおける教育セッションやネットワーキングイベントを主催しています。これには、様々なメンバーや開発者からの講演を含むBOFセッションが含まれます。

  • glTF、WebGL、OpenXR、Vulkan、OpenGLに関するクロノスBOFセッション:8月15日(水)午前9時から、クロノス標準各APIとエコシステム最新情報に関するセッションを行います。BOFはコンベンションセンターから数分のマリオット・ピナクル(Marriott Pinnacle)で開催されます。
  • Khronosネットワークレセプション:BOF終了後、クロノス会員企業のNVIDIA、LunarG、Cesium、AMDが協賛するネットワークレセプションを開催します。クロノスBOFのスピーカーとメンバーが、クロノスの基準、実装、ツール、トレンドについて議論するためにレセプションに出席する予定です。
  • glTF Ecosystem Forum Meetup:クロノスは、8月16日(木)、SIGGRAPHで開催されるglTFエコシステムフォーラム・ミーティング(招待制)を開催します。ご興味のある方は、お名前、所属先をgltf_invites@khronos.orgまでメールしてください。折り返し招待メールをお送りしますが、スペースは限られています。

SIGGRAPHのKhronosイベントの全スケジュールはこちらをご覧ください。

クロノス・グループについて

クロノス・グループは、幅広いプラットフォームやデバイスで並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、ニューラルネットワークのオーサリングとアクセラレーションを可能にするオープンスタンダードを策定する業界コンソーシアムです。クロノスの基準には、Vulkan®、OpenGL®、OpenGL®ES、OpenGL®SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。Khronosのメンバーは、Khronos仕様の開発に貢献することができ、公開前のさまざまな段階で投票できるようになっており、仕様ドラフトや適合テストに早期にアクセスして、最先端の高速プラットフォームとアプリケーションの配信を加速することができます。The Khronos Groupの詳細については、Khronos.orgをご覧ください。

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クロノス・グループ、SYCL 1.2.1コンフォーマンス・テストを公開

アドプター・プログラムによって、SYCLインプリメンテーション向けの包括的なテストが可能になり、SYCL仕様のメンテナンスの公開により、ランタイムの最適化が改善

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、並列プログラミング向けのC++ベースのプログラミング・フレームワークである、SYCL™ アドプター・プログラムを公開したと発表しました。アドプター・プログラムの下で、SYCL 1.2.1のインプリメンターは豊富なコンフォーマンス・テストにアクセスできるほか、クロノスに評価用データのアップロードと、コンフォーマンス・テスト適合者としての認定を受けることが可能となりました。また、クロノスはSYCLアドプター・プログラムと共に、SYCL 1.2.1を更新し、拡張されたランタイムの最適化を可能とする仕様を、明確にしました。クロノス・アドプター・プログラムに関する詳細情報は、クロノスのアドプターページをご参照ください。

クロノスで、SYCLワーキング・グループのチェアを務めるマイケル・ウォン(Michael Wong)氏は、次のようにコメントしています。「OpenCLの発表から10年経過し、私たちは完全なコンフォーマンス・テストとアドプター・プログラムを擁する並列処理向けの高レベルC++言語を持つことができました。アドプター・パッケージは、インプリメンターにとって極めて重要なリソースであり、複数のSYCLインプリメンテーション間の一貫性を確実に支援します。私たちは、今後数ヶ月の間に、最初のSYCL 1.2.1コンフォーマント・インプリメンテーションが登場すると期待しています」

2017年12月に公開されたSYCL 1.2.1は、OpenCLの上位レイヤーに位置し、別々の3つのインプリメンテーションから得られる重要な経験と、オリジナルのCUDAアクセラレーター・バックエンドでもあるTensorFlowといった、機械学習フレームワークからのフィードバックを統合しています。SYCL 1.2.1はOpenCLデバイス上で加速できるように、C++14並びにC++17、ISO C++17並列STLプログラムを可能とする並列STLプログラムと共に、C++11の機能に位置付けられます。SYCLワーキング・グループはまた、要求のあったデベロッパー機能の提供と、拡張されたランタイムの最適化を可能とする、仕様の更新を発表しています。

クロノスで代表を務めるニール・トレベット(Neil Trevett)は、次のようにコメントしています。「クロノスのコンフォーマンス・テストは、複数のベンダーによるインプリメンテーション上で、継続性と信頼性を確実にすることで、クロノス標準の完全性を維持するために重要な役割を果たし続けます。SYCL 1.2.1向けの新アドプター・パッケージは、OpenCLベースのマルチ・ベンダー並列プログラミング並びに機械学習の加速化を支援するという、クロノスのミッションの継続を支援するものです。SYCLは、ヘテロジニアスな並列プログラミングを現代的なISO C++にもたらす産業界を支援するという、クロノスの重要な役割を果たします」

SYCL 1.2.1アドプター・パッケージは、アドプターがクロノスのSYCLワーキング・グループにテスト結果を送る前に、自身でそのインプリメンテーションを確認できる、クロノス初のコンフォーマンス・テストです。アドプター・テストが承認されると、クロノスは彼らの製品にSYCL準拠の認証をはじめ、そのインプリメンテーションに対してSYCLの名称とロゴをロイヤリティ無料のライセンスとして提供します。これは、クロノスのIPフレームワークを保護すると同時に、クロノス・グループが提供するマーケティング・プロモーションの活用を提供するものです。

CodeplayでCEOを務めるアンドリュー・リチャーズ(Andrew Richards)氏は、次のようにコメントしています。「デベロッパーは、自身のC++コードを並列プロセッサーにポーティングするためにSYCLを使用することに、大いなる自信を得ることとなりました。これによって、異なるデバイスとベンダー間での実用的なポーティング並びに、業界全体でデベロッパーによるSYCLベースのソフトウェアに対する投資が増えることでしょう」

SYCL 1.2.1について

OpenCL 1.2に基づくSYCL 1.2.1は、完全な標準C++を使用することで、ヘテロジニアスな並列プロセッサー用コードを「シングルソース」スタイルで記述可能とします。SYCL 1.2.1は、アプリケーションのホストコードとカーネルコードを同じソースファイルに、型安全な方法で、クロスプラットフォームの非同期タスク・グラフの単純さで含めることができます。マルチ・ベンダー対応でロイヤリティ無料の標準仕様であるSYCL 1.2.1は、機械学習の加速化やセーフティ・クリティカルな市場での並列プロセッシングのプロモーション、さらにはヘテロジニアスな並列プログラミングをサポートするC++ ISO標準の推奨という、クロノスの活動を強化します。クロノス・ワーキング・グループの継続的な活動を通して、SYCL 1.2.1はOpenGL®, Vulkan®, OpenVX™及びDirectXを含む他のベンダーのAPIと相互運用することができます。

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL®ES、OpenGL®SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。

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Khronos, EGL, glTF, NNEF, OpenVG, OpenVX, OpenXR, SPIR, SPIR-V, SYCL, Vulkan and WebGL are trademarks or registered trademarks of The Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Hewlett Packard Enterprise used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループとAu-Zone Technologies、NNEF向けオープンソースTensorFlowとCaffe2コンバータを共同開発

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、Au-Zone Technologiesと連携して、NNEF™(Neural Network Exchange Format)ファイルを、主要な機械学習トレーニングフレームワークで簡単に利用できるようにする取り組みを行っていると発表しました。NNEFによって、多様なデバイスやプラットフォームのハードウェア推論エンジンに、トレーニング済みのニューラルネットワークを最適化して取り込むことが可能になります。Au-Zoneは、クロノスのNNEFワーキング・グループと共同で、2つの専用双方向コンバータをTensorFlowとNNEF間、またCaffe2とNNEF間に実装しています。いずれのコンバータも、2018年第3四半期に、Apache 2.0ライセンスの下でオープンソースプロジェクトとして発表される予定です

Au-Zoneでプレジデントを務めるBrad Scott氏は、次のように述べています。「当社は、クロノス・グループと連携してNNEFコンバータプロジェクトに取り組み、コミュニティに貢献できる機会が得られることを、大変喜んでいます。NNEFコンバータをオープンソースプロジェクトとして提供することで、導入が促進され、協力者も増え、CNNモデルのポータビリティが大きく向上すると考えられます。またお客様のニーズに応えるために、DeepView MLツールキットにNNEFのインポート/エクスポート機能を追加します。それによって開発者は、好みのトレーニングフレームワークを利用して、x86およびCortex-AベースのCPU、Cortex-M MCU、OpenCL™がサポートされたGPU、独自のNNコンピューティングエンジンなどの多様な組み込みプロセッサにトレーニングモデルを直接導入し、プロファイリングと最適化を行うことが可能です」

NNEFワーキング・グループでチェアを務めるPeter McGuinness氏は、次のようにコメントしています。「クロノスのNNEFワーキング・グループは、Au-Zoneと緊密に連携できることを喜んでいます。主要な機械学習トレーニングフレームワークについてNNEFエクスポータを拡大することで、組み込み推論エンジン向けのニューラルネットワークのトレーニングについて、選択肢が広がります。これはすべて、機械学習導入の断片化を低減するための、私たちの継続的な取り組みが実を結んだものです」

またNNEFとOpenVX™の各ワーキング・グループは、クロノスとの緊密な連携の下で、OpenVXカーネルインポート拡張機能を使用し、オープンソースのインポータを開発して、NNEFファイルの取り組みと実行を可能にしています。OpenVXニューラルネットワーク拡張機能により、OpenVXがクロスプラットフォームの推論エンジンとして動作することで、コンピュータビジョンとディープラーニング処理が1つのグラフに記述され、高度に最適化されたハードウェアアクセラレーションが実現します。さらに、最終的なNNEF 1.0仕様が本年中に発表予定であると同時に、クロノスはNNEFを取り込むオープンソースソフトウェアをAndroid NNAPI推論スタックに組み込む予定です。

Au-Zoneは、今週米サンタクララで開催される「Embedded Vision Summit 2018」のテクノロジー展示(ブース番号: 802)で、DeepView ML ツールキットとRunTime推論エンジンを使用して、組み込み対象に事前にトレーニングを実施したTensorFlowモデルを導入する方法を示す、エンドツーエンドのソリューションの展示を行っています。またクロノスは5月24日(木)午前9:00~午後5:00に、Embedded Vision Summitでニューラルネットワークと組み込みビジョンに関するワークショップを開催します。このワークショップでは、NNEFベースのニューラルネットワーク推論ワークフローに焦点を当てた、新しいカリキュラムも用意されています。NNEFとOpenVXの各ワーキング・グループの担当者とAu-Zoneが出席し、質問に答えます。ワークショップでは実践的なインタラクティブセッションを通じて、参加者がクロノスの基準を使用して現実世界のコンピュータビジョンとニューラルネットワークの問題を解決する方法を学習できます。

現在、カンファレンスの参加登録が可能であり、https://www.embedded-vision.com/summit/registerにアクセスして、Vision Technology Workshop Pass - Khronos Group(W-KRG)を選択してください。NNEF 1.0の暫定的な仕様およびドキュメントは、クロノスのWebサイトで無料提供されています。またNNEFオープンソースツールおよびプロジェクトは、クロノスNNEFツールリポジトリから入手できます。クロノス・グループの詳細については、Khronos.orgをご覧ください。

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL®ES、OpenGL®SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org/)。

Au-Zone Technologiesについて

Au-Zoneは開発用ツールのリーディングプロバイダーであり、組み込みビジョン製品の設計に使用できるIPを実現しています。Au-Zoneのアーキテクチャに依存しないソリューション(eCV SDK™およびDeepView ML™ツールキット)を使用することで、機械学習ソリューションと新しい畳み込みニューラルネットワークを迅速に開発し、広範なハードウェアプラットフォームに安全に導入することが可能になります。Au-Zoneは製品開発サービスとエンジニアリングコンサルティング活動を通じて、お客様の新たなビジョンを実現する製品の設計に伴う、開発コスト削減、プログラムのリスク低減、収益実現までの期間短縮をサポートします。当社はエコシステムパートナーとして開発用ツール、設計サービス、関連IP を提供することで、テクノロジーベンダーが市場機会を拡大し、顧客のニーズに応えられるように支援します。Au-Zoneの詳細については以下をご覧ください。

https://www.embeddedml.com
https://twitter.com/au_zone
https://www.linkedin.com/company/au-zone-technologies/

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Hewlett Packard Enterprise used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、Vulkan 1.1を発表

改善されたデベロッパ・ツール、広範にわたる業界での採用、進化した機能性能に対応する新仕様と共に成長するVulkanエコシステムの勢いは継続

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、Vulkan® 1.1 ならびにSPIR-V 1.3を公開したと発表しました。Vulkan 1.1は、バージョン1.0の広範にわたるエクステンションを統合しながら、サブグループ・オペレーション(Subgroup Operation)といったデベロッパから要求された機能を追加した、Vuklanのコア機能を拡張しています。また、クロノスは同時に、Vulkan 1.1の完全なコンフォーマンス・テストのオープンソースでの公開を行ったほか、AMD、Arm、Imagination、Intel Corporation、NVIDIA 及び Qualcommの各社がVulkan 1.1ドライバのコンフォーマンス・テスト認証に合格したことを発表しました。Vulkan 1.1並びに関連する認証テスト・ツールに関する詳細は、クロノスのVulkan Resource Pageをご参照ください。

Armのグラフィックス・リサーチ担当ディレクタでVulkanワーキング・グループ・チェアを務めるトム・オルソンは、今回の発表について次のようにコメントしています。「クロノスは、より拡張されたデベロッパ・ツール、厳格なコンフォーマンス・テスト、パブリックとなったVulkanエコシステムによって、完全かつ魅力にあふれたVulkanエコシステムを開発するという目標に取り組んでいます。Vulkan 1.1は、より優先度の高い産業界の要求に応え、デベロッパのニーズに配慮した機能ロードマップの提供を約束するものです」

Vulkan 1.1は、GPUアクセラレーション上の明確なコントロールを行う、新世代かつクロスプラットフォーム標準に対する、業界の勢いをより加速させるものです。Vulkanは現在、Windows 7、8.X、10、Android 7.0+、Linuxをはじめ、先日発表したVulkan 1.0アプリケーションをmacOS and iOSにポーティング可能とするオープンソース・ツールを含む、ほとんどすべてのGPU対応プラットフォームをサポートしています。Vulkanは、Unreal、Unity、Source 2 from Valve、id Tech、CroTeam’s Serious Engine、CryEngine、Xenkoといった、業界をリードする多くのゲームエンジンがサポートしているほか、Doom, Quake, Roblox, The Talos Principle, Dota 2をはじめ、Wolfenstein II やDoom VFRといった、AAAタイトルで独占的に使用されるAPIとして、広範なデスクトップ/モバイル・プラットフォームで動作する、30以上の最先端ゲームに使用されています。

Vulkan 1.1の新機能には、GPU上で平行して動作する複数タスク間のデータを極めて効率よくシェアし、マニピュレーション可能とする、「サブグループ・オペレーション」が含まれます。また、Vulkan 1.1には、安全なプレイパックや保護されたマルチメディア・コンテンツの表示といった、アクセスまたコピーできないリソースを使用しながらのレンダリングや表示オペレーションをするためのアプリケーションを可能とします。

さらに、広範囲に及ぶVulkan 1.0エクステンションが統合されることで、複数のイメージ・ビューの同時レンダリング、単一システム内での複数GPUの使用、バーチャル・リアリティ(VR)といった要求の厳しいアプリケーションで使用される、先進レンダリング及び機能向けクロス・プロセスAPIインターオペラビリティを含む機能を、Vulkan 1.1にもたらします。これらの中心的な機能には、16ビットメモリ・アクセス対応先進コンピュート、HLSLメモリ・レイアウト、多くのビデオ・コーデックで制作されるYCbCrカラー・フォーマット・テクスチャを通した、ビデオ・ストリームの表示・プロセス・コンポジット・サポートが含まれます。

クロノスはVulkan 1.1と共に、サブグループ・オペレーションをサポートし、拡張されたコンパイラ最適化を可能とするVulkanシェーダ中間表現機能を拡大する、新SPIR-V 1.3を発表しました。SPIR-Vツール・エコシステムは、GLSL及びHLSL双方のフロントエンド・コンパイラと共に、オープンソースであるSPIRV-Tools projectからのローレベル・ツール・サポートを拡大します。

Googleのシェーダー・コンパイラ担当リーダーで、SPIRワーキング・グループ・チェアを務めるデヴィッド・ネトは、今回の発表について、次のようにコメントしています。「私たちは、デベロッパが取り組んだSPIR-V IRの進捗を大変うれしく思います。デベロッパは、彼らのゲームやアプリケーションを販売するために、自身が選ぶシェーダ言語やさまざまなオープンソース・コンパイラを使用しています。Vulkanツールとエコシステムは、急速に進化しています」

迅速なレイヤー開発を可能とするVulkan Layer Factory (VLF)や、実際の物理的なハードウェアを必要とせずに、対象となるデバイス機能をシミュレーションするDevice Simulation Layer、デベロッパに最善の学習と最も可能性の高いアプリケーション課題に導くAssistant Layerといった、Vulkan 1.1をサポートするためにアップグレードされたLunarG Vulkan SDK ならびにtools layersなど、オープンソースであるVulkan開発ツールは、Vulkanと共に進化し続けています。さらに、RenderDocフレーム・キャプチャやイントロスぺクション・デバッグ・ツールはクロノス会員企業の支援によって、Android上での完全なネイティブVulkanのサポートが可能となったほか、SPIR-VツールやSPIRV-Cross cross compilerによる高レベル言語を使用した、SPIR-Vディスアセンブリ・サポートが改善されました。RenderDocは、ネイティブ・ディスアセンブリや情報のプロファイリングをベンダ向けに公開および、現在Vulkan 1.1のコア部分を形成する外部メモリ機能をサポートするためにアップグレートされました。

Vulkanエコシステムの協力的な進化をより強固なものとするために、クロノスは情報や様ざまな機会を共有し、協力的なソリューションを調整するために、パブリックなVulkan Ecosystem Forumを開設しました。このフォーラムの目的は、デベロッパからのフィードバックに対応し、クロスファンクション的なディスカッションを育成し、ユーザ、ツール・デベロッパ及びAPIデザイナ間のエンゲージメントを築くことです。多くの皆さまがVulkan Ecosystem on GitHubで、会話に参加されることを希望しています。

Vulkan 1.1の業界サポートコメント

AMD ソフトウェア担当コーポレート・バイスプレジデン、Andrej Zdravkovic氏

「AMDはVulkan 1.1仕様の公開を大変喜んでいます。この新しい業界標準の発表は、強力な基盤を基づいており、デベロッパがAPIにアクセスしやすくすることで、その範囲を広げています。コンピューティングシェーダのサブグループアクセスなどといった新しいVulkan 1.1の機能は、コンソールライクな最適化を可能にし、デベロッパがこれまで以上にGPUをコントロールできるようにします。また、Vulkanは相互運用をサポートして他のAPIとの接続性を強化し、最終的にマルチGPUおよびVRシステムに対する業界最高クラスのサポートを可能にします。 AMDはこのAPIの大幅なアップグレードは、既存のVulkanコミュニティに受け入れられ、ユーザーベースを拡大し続けると考えています」

Codeplay Software CEO、Andrew Richards氏

「Vulkan 1.1の新機能が、Vulkanに大きな変革をもたらしています。特に、新しいサブグループ機能は、低消費電力、高性能のディープラーニング作業に大きな違いをもたらすでしょう」

Continental グラフィックシステム/3Dビジュアライゼーション担当主任エンジニア、Ulrich Kabatek博士「Continentalは、Vulkanによるグラフィックス技術の前進が可能となっていることをとてもうれしく思います。私たちは、Vulkanが提供する車載クラスタの拡張など、より統合された自動車システムやレイテンシクリティカルなアプリケーション向けの改善に感謝しています」

Imagination PowerVRマーケティング担当バイスプレジデント、Graham Deacon氏

「Vulkan APIの主要な貢献者として、ImaginationはVulkan 1.1のAPIの次の進化を喜んでいます。新仕様はGPUの並列性の活用や、保護されたコンテンツをサポートする新しい方法を提供し、VR CinemaのようなVulkanの高度なビデオ処理を可能にします。私たちは、既存のVulkan対応GPU IPすべてが、新1.1仕様をサポートするVulkanに準拠した最初のベンダーの一員です。新しいサブグループと保護されたコンテンツ機能は、多くの新しいコアで完全に利用可能です」

Intel Corporation オープンソーステクノロジーセンター担当バイスプレジデント兼副ゼネラルマネージャ、Imad Sousou氏

「インテルは、高性能グラフィックスのためのオープンソースドライバの進歩を約束しています。 Vulkan 1.1は最新の4世代のインテル®Core™プロセッサ上での認証を取得しており、バーチャルおよびミックス・リアリティのサポートをさらに発展させています」 

NVIDIA ソフトウェアエンジニアリンク担当シニア・バイスプレジデント、Dwight Diercks氏

「Vulkanは、デベロッパが幅広いプラットフォームでGPUを最大限に活用できるようにするために、NVIDIAのビジネスにとって不可欠です。 完全なサブグループ機能を備えた当社のVulkan 1.1ドライバは、Vulkan 1.1.の公開日からWindows、Linux、およびAndroidで使用できます。 私たちは、Vulkanがデベロッパや幅広い業界のニーズを満たすためにクロノス内で引き続きリーダーシップを発揮していきます」

Samsung Electronics グラフィックス担当バイスプレジデント、Kim Taeyong氏

「Vulkanは、多くのGalaxyデバイスで使用されているTencentによるHonor of Kingsのような偉大なタイトルが、モバイルでの機能を最大限に活用し、高品質のゲーム実現を可能としています。Vulkan 1.1はこれらに加えて、VRゲームやビデオの機能を追加し、モバイル製品やVRヘッドセットに臨場感あふれるコンテンツ提供を可能とするでしょう」

StreamHPC マネージングディレクタ、Vincent Hindriksen氏

「Vulkan 1.1とSPIR-V 1.3は、サブグループ、16ビットナンバー、制限付きのポインタ形式を追加しているため、計算をより良くサポートする、重要な一歩となりました。これらを、Vulkan向けに最近導入された移植性プロジェクトの強力な業界サポートに追加することで、より多くのタイプのコンピューティングカーネルをより多くのプラットフォームで実行できるようになります」

 UX3D ファウンダー、Norbert Nopper氏

「私たちのような非ゲームビジネスにおいても、Vulkan 1.1が成功の鍵を握っています。デフォルトで複数のGPUと同時レンダリングを利用することで、エンジンをさらに最適化することができますからです」

VeriSilicon エグゼクティブ・バイスプレジデント兼VeriSlicon IP部門ゼネラルマネージャ、Wei-Jin Dai氏

「VeriSiliconは、最新の業界標準の低レベルGPU API Vulkan 1.1を採用し、当社のOpenGL ES 3.1 / 3.2クラスのGPUでVulkan 1.1をサポートすることをお約束します。私たちは、Vulkan 1.1 APIの新機能、マルチGPUサポート、プレミアムコンテンツ保護、高度なコンピューティング機能などが、新世代のVulkanアプリケーションの大きな可能性を引き出せることを、大変うれしく思います。 特に、私たちはVulkan 1.1が自動車業界の顧客に対して、グラフィックスのサービス品質と高度に要求の高いセキュリティレベルと機能を細かく制御できるようになることに、大変注目しています」

詳細情報はこちらをご参照ください。

Vulkan(https://www.khronos.org/vulkan/

クロノスのすべてのオープンソース・プロジェクト(https://github.com/KhronosGroup

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org/)。

 

 

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Hewlett Packard Enterprise used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス、VulkanアプリケーションのAppleプラットフォームへのポーティングを実現する、 オープンソースを発表

Valve、LunarG、The Brenwill Workshopは、クロノス・ポータビリティ・イニシアティブがmacOS/iOS向けVulakn 1.0ポータブルのサブセットを定義するオープンソースSDKと、ランタイム・ライブラリ発表のために、クロノスと協力

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、、Vulkan® ワーキング・グループのポータビリティ・イニシアティブがクロノス会員のValve、LunarG及びThe Brenwill Workshopと協力し、VulkanアプリケーションのAppleプラットフォームへのポーティング実現に取り組んでいることを発表しました。Vulkan ポータビリティのリソースページは、macOS上でのVulkanアプリケーションの開発、とmacOS並びにiOSプラットフォームへの展開を可能とする、無料かつオープンなソースとSDK、ランタイム・ライブラリにリンクされています。ValveはネイティブOpenGLドライバよりも極めて高性能を実現するために、macOS上でのVulkanツールを使用してDota 2の機能を拡張しています。macOSでDota 2をサポートするVulkanは無料アップデート対応で公開される予定です。

ValveのPierre-Loup Griffais氏は、次のようにコメントしています。「私たちは、すでにネイティブOpenGLバージョンよりも早く動作しているDota 2を含むMac上でのVulkanツールを使用して、相当量の制作を行っています。これらの作業はマルチプラットフォームをサポートするあらゆるデベロッパの開発作業の軽減と、ポーティングコストの削減のために行われています」

クロノスのVulkanポータビリティ・イニシアティブは、Metal並びにDirectX 12ドライバ上でネイティブなパフォーマンス・レベルで動作できる、Vulkan 1.0のユニバーサル・ポータブル・サブセットの改良と定義を行っています。本日発表したオープンソースは、The Brenwill WorkshopのMoltenVKライブラリで、これはmacOS並びにiOS上でMetalのアンダーラインにVulkanポータブル・サブセット内のコールをトランスレートするものです。MoltenVKは、Vulkanシェーダをアンダーラインのネイティブ・コード・フォーマットにトランスレートするために、オープンソースのSPIRV-Crossクロス・コンパイラを使用します。MoltenVKは、無償で働いているか商用アプリケーションの出荷にロイヤリティが発生するすべてのデベロッパ向けに無料で使用できるようになっています。

The Brenwill Workshopでプレジデントを務めるBill Hollings氏は、次のようにコメントしています。「私たちは、現代のゲーム・デベロッパが要求するパフォーマンスの改善に取り組みながら、一貫性のあるVulkanベースのAPIをmacOS/iOSに提供するために、MootenVKの開発に全力を尽くしてきました」

また、本日LunarXchange上のmacOS向けのオープンソースであるLunarG Vulkan SDKが発表されました。これは、デベロッパが自身のVulkanアプリケーションの構築、動作及びデバッグをApple Macプラットフォーム上で可能とするものです。LunarG SDK for macOSは、プログラマが正しいAPI使用のためのコードチェックを可能とするローダーやバリデーション・レイヤーを提供しますLunarGは追加ツールや機能を提供するために、macOS SDKの改良を継続する予定です。

NVIDIAのバイスプレジデントでクロノス代表を務めるニール・トレベット(Neil Trevett)は、次のようにコメントしています。「Appleプラットフォーム上でVulkanアプリケーションを動作させるというのは、デベロッパから一番多く寄せられてきた要求であり、本日発表されたMoltekVKランタイム・ライブラリとLunarG macOS SDKは、Vulkanに新たな声明を吹き込むものです。デベロッパはオープンソースであるVulkanポータビリティ・ツールをダウンロード入手いただけるほか、使用後のフィードバックをVulkanエコシステムGitHub経由で、伝えることが可能です。Vulkanポータビリティ・イニシアティブは引き続き、Metal並びにDirextX 12プラットフォームに対して、Vulkanの能力を提供するための基盤やツールを強化し続けます。私たちの長期的なゴールは、ポータブルVulkanコードが、デベロッパが扱うあらゆるプラットフォーム上で実行できる、というものです」

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org/)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Hewlett Packard Enterprise used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス、Google Draco技術を使用したglTFジオメトリ圧縮エクステンションを発表

より小サイズの3Dモデルとシーンのダウンロードと高速転送が、アプリケーション、ブラウザ、VRおよびARプラットフォームでの3Dグラフィックスの普及を加速

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、glTFモデル/シーン・サイズを大幅に縮小するGoogle Draco技術を用いたジオメトリ圧縮エクステンションを、glTF 2.0向けに発表しました。クロノスのglTF Dracoエクステンション仕様は、glTF圧縮ジオメトリをツール、エンジン、アプリケーション、ブラウザなど、さまざまな環境において迅速な採用を可能とするために、Draco GitHubサイト上で最適化されたオープンソース圧縮/非圧縮ライブラリとして公開されます。 

Dracoは、3Dモデルの保存と転送を改善するために、3Dジオメトリ・メッシュの圧縮/非圧縮用にGoogleが開発したオープンソース・ライブラリです。 Dracoは、高い圧縮率、効率、スピード性を想定して設計されています。コードは、頂点位置、接続性情報、テクスチャ座標、色情報、法線、およびジオメトリに関連する、一般的な属性を圧縮します。 Dracoでは視覚的な忠実性を損なうことなく、3Dアプリケーションとアセットを大幅に圧縮することができるため、ユーザーはアプリケーション、シーン、モデルのダウンロード速度が向上し、ブラウザの3Dグラフィックスがより高速に読み込まれ、VRやARシーンが帯域幅の一部を使用して送信できるようになります。

Dracoを用いたglTFエクステンションにより、クリエイターはglTFファイル内のメッシュデータを圧縮し、ファイルサイズを大幅に削減できます。サンプルのglTFモデルでは、最大12倍の圧縮が行われましたが、視覚的な忠実度は変化しませんでした。より小さいglTFファイルは、低速のネットワークであっても、デバイスやアプリケーション間で3Dファイルの可用性が飛躍的に向上します。

Dracoのオープンソース・ライブラリは、Googleが提供する高性能のJavaScriptおよびC ++デコーダを提供しているので、主要なブラウザをはじめアンドロイド、iOS、その他ほとんどのプラットフォームで圧縮ファイルをレンダリングできます。 Dracoエクステンションを使用したglTFエコシステムは急速に成長し、UX3DエンジンやThree、Babylon、Cesiumなどの一般的な3D Webビューアを含むネイティブ3Dエンジンでサポートされることが期待されます。

GoogleのDracoチームは、メッシュ圧縮率、デコーダサイズ、デコード速度を引き続き改善しています。また、将来のglTFエクステンションに含めるための、アニメーションやポイントクラウドの圧縮も調査しています。すでにDraco圧縮glTFオブジェクトを組み込んでいる現在のプロジェクトには、glTFパイプラインFBX2glTFAMD Compressonatorのオープンソース版、three.jsglTFサンプルモデルなどがあります。クロノスは、クリエイターやデベロッパーに対してGitHubのオープンソースのDracoコードを確認し、課題追跡ツールを使用して、成功事例や機能に対する要求を知らせて欲しいと、呼びかけています。

glTF 2.0の詳細はこちら(https://www.khronos.org/gltf/)をご参照ください。また、クロノス・グループについては、Khronos.orgをご覧ください。

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org/)。

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Vulkan is a registered trademark of The Khronos Group. Khronos, OpenXR, DevU, SPIR, SPIR-V, SYCL, WebGL, WebCL, COLLADA, OpenKODE, OpenVG, OpenVX, EGL, glTF, OpenKCAM, StreamInput, OpenWF, OpenSL ES, NNEF and OpenMAX are trademarks of the Khronos Group Inc. OpenCL is a trademark of Apple Inc. and OpenGL is a registered trademark and the OpenGL ES and OpenGL SC logos are trademarks of Hewlett Packard Enterprise used under license by Khronos. All other product names, trademarks, and/or company names are used solely for identification and belong to their respective owners.

クロノス・グループ、コンフォーマンス・テストをオープンソース化で大幅に強化した、 OpenGL 4.6アドプタープログラムを発表

OpenGL 4.6コンフォーマンス・テストはパブリックGitHubで利用可能であり、インテルとNVIDIAは既にOpenGL 4.6準拠製品を申請済

業界を代表するハードウェア/ソフトウェア企業から構成される、オープン・コンソーシアムのクロノス・グループは(以下、クロノス)は、最新のOpenGL仕様のコンフォーマンス・テストを実行可能な、OpenGL®4.6 アドプタープログラムを発表しました。GitHubのオープンソースで公開され、アドプタープログラムが大幅に強化されたOpenGL 4.6コンフォーマンス・テストは、業界企業各社が継続的なコンフォーマンス・テストの改善に参加可能とするものです。クロノスのアドプタープログラムの情報はこちらをご参照ください(https://www.khronos.org/conformance/adopters/)。

クロノスでOpenGLLワーキングチェアを務める、NVIDIAのプリンシパル・エンジニアのPiers Daniell氏は次のように述べています。「クロノスは、昨年夏にOpenGL誕生25周年を祝う中で、OpenGL 4.6を発表しました。それ以来、膨大な量の作業を伴うコンフォーマンス・テストの強化に取り組んできました。新テストは、APIインプリメンターにとってよりスムーズな導入を可能とするほか、OpenGLの最新イタレーションで行われた信頼できる新機能や改善機能を活用することができます。クロノスのOpenGLワーキンググループは、次の3ヵ月間に向けてOpenGL 4.6標準へのサポート強化をお約束します」

クロノスの会員企業であるインテルとNVIDIAは、既にOpenGL 4.6 アドプタープログラムへのサブミッションが受領され、ベンダー間の信頼性の高い運用を示し、提出された製品を正式に適合させることができました。すべてのOpenGL準拠製品に関する情報は、クロノスのコンフォーマンス・テスト商品製品リストに記載されています。クロノスの会員企業の是非にかかわらず、すべての企業はOpenGL 4.6アドプター認証のために、OpenGLワーキンググループによるコンフォーマンス・テストを申請することができます。テスト認証を受けた企業は、ロイヤリティフリーのOpenGLの商標を使用し、クロノスの知的財産の枠組みの下で保護を受けることができます。

OpenGLワーキンググループとクロノスの会員企業は、OpenGL 4.6のコンフォーマンス・テストの大幅な強化と、テストの透明性を大幅に向上させ、テスト範囲を拡張しました。改善されたテスト機能には、直接アクセス、堅牢性、GLSL、フレームバッファ、レンダバッファオブジェクトなどがあります。 OpenGL 4.6はまた、OpenGL ESとテストソースを共有し、OpenGL 4.6のすべての新機能だけでなく、API全体で使用される多数のARBエクステンション並びにKHRエクステンションを対象としています。

OpenGL 4.6に対する業界サポート

「インテルは、OpenGL 4.6が業界にもたらした重要な進歩をサポートし、最新の第四世代インテル®Core™プロセッサーでOpenGL 4.6が認証されたことを誇りに思います。私たちは、最先端のインテル®プラットフォームでオープンソース・ドライバを提供することに全力を尽くしています」(インテル、オープンソース・テクノロジー・センターのソフトウェア・サービス・グループ担当バイスプレジデント、Imad Sousou氏)

「OpenGLは、最新のグラフィックス機能へのポータブルアクセスを必要とする、プロフェッショナルなお客様にとって不可欠です。 NVIDIAは、新しいOpenGL仕様と拡張機能の開発について、クロノス・グループと緊密に協力し続けています。私たちは、OpenGL 4.6 アドプタープログラムの正式発表を歓迎し、レンダリングの品質、性能、機能性を向上させるために、当社のOpenGL 4.x対応GPU全般に対応したドライバを既に提供しています」(NVIDIAプロフェッショナル・ビジュアライゼーション担当バイスプレジデント、Bob Pette氏)

「クロノスのOpenGLコンフォーマンス・テストのオープンソース化について、クロノスとX.orgの継続的な連絡は、ベンダー主導のオープンソース実装が公式のコンフォーマンス評価を達成できるように継続して行われています。私たちはOpenGL 4.6 アドプタープログラムの正式発表において、拡張された機能が使用可能となったことを大変うれしく思います」(メサ、X.org、およびLinuxカーネルの主要コントリビュータでありデベロッパーでもあるDavid Airlie氏)

OpenGL 4.6について

OpenGLは、ソフトウェアデベロッパがPC、ワークステーション、スーパーコンピュータなどの幅広いプラットフォームで高性能かつ視覚的に魅力的なグラフィックス・ソフトウェア・アプリケーション開発に採用している、最も広く普及した2Dおよび3DグラフィックスAPIです。 OpenGLは、ネットワーク透過性、ウィンドウシステムとオペレーティング・システムに依存しない柔軟性を提供し、CAD、エネルギー、各種製造、ゲーム開発、コンテンツ作成、アーキテクチャ、バーチャルリアリティ、医療市場向けに採用されています。

OpenGLの最新のイタレーションには、SPIR-Vサポート、ドライバオーバーヘッドの削減、Direct3Dとの互換性の強化、テクスチャされたシーンのビジュアル品質の改善、ジオメトリのバッチのレンダリングに伴うCPUオーバーヘッドの削減など、ARBエクステンションによる追加機能が含まれます。 OpenGL 4.6の詳細については、クロノスの OpenGL情報ページをご参照ください。

Khronos Group(クロノス・グループ)について

The Khronos Groupは、さまざまなプラットフォームやデバイス上で並列コンピューティング、グラフィックス、ビジョン、センサー・プロセッシング、ダイナミック・メディアのオーサリング及び高速化を可能とする、オープンな業界標準の仕様策定を行うコンソーシアムです。クロノスが仕様策定する業界標準にはVulkan®、OpenGL®、OpenGL® ES、OpenGL® SC、WebGL™、SPIR-V™、OpenCL™、SYCL™、OpenVX™、NNEF™、COLLADA™、OpenXR™、glTF™などがあります。クロノスの会員は各仕様の策定作業に参画し、一般公開前のさまざまな過程で仕様策定に関する投票を行うことができるほか、仕様のドラフトへのアーリーアクセスならびにコンフォーマンス・テストを通して、自身のプラットフォームやアプリケーション開発の期間短縮や機能強化に役立てることができます。詳細情報はWebサイトで公開されています(www.khronos.org)。

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